慰謝料請求 愛知県 名古屋市の浮気調査
浮気をした側は配偶者に対し、慰謝料を支払う義務が生じます。
夫婦間には配偶者以外の異性と性的関係を持ってはいけない「貞操義務」があります。(婚姻関係のない内縁の夫婦も同様に貞操義務があります)
そのため配偶者以外の異性と肉体交渉をもつ不倫・浮気は、貞操義務に反する民法上の不法行為に当たります。
不法行為をした側は、自分の配偶者に対して慰謝料を支払う義務が生じます。
慰謝料請求には「不貞の証拠」が必要です。
慰謝料を請求する場合、請求する側が不貞行為の事実を証明する必要があります。
パートナーや浮気相手が不貞の事実を認めれば証拠になりますが、後で「あれはウソ。冗談でした」と言われない為にも合法的で客観的な証拠が必要です。
証拠が無かったり足りなかったりしますと、慰謝料の請求自体が出来なかったり、相場より少額で着地してしまいます。
不貞の証拠を得るメリット
1.自分からの離婚請求が認められやすい
2,相手からの離婚請求が認められにくい
3,慰謝料請求など交渉が有利になる
5,夫婦間の話し合いをスタートするきっかけになる
慰謝料請求に必要なもの
● 不貞の証拠
● 慰謝料請求する相手の「氏名」「現住所」
不貞の証拠になるもの
- 浮気調査の調査報告書(不貞の証拠について、法的に理解している探偵社を選ぶことが重要)
- ラブホテルに二人で出入りする画像を2回以上(顔・日時が分かり、入退出の両方)
- 浮気相手の家に長時間滞在している、宿泊している画像を複数回(顔・日時が分かり入退出の両方、全体の流れとして道で手をつないで歩いたりキスをしている写真があれば尚良い)
- 旅館やビジネスホテルの一つの部屋に二人きりで宿泊した画像(顔・日時が分かるもので入るところ出るところの両方、全体の流れとして道で手をつないで歩いたりキスをしている写真があれば尚良い)
- 肉体関係を持ったことが分かる動画や写真(性行為の最中やその前後、二人の顔が写り込んでいること。「二人のツーショット写真はダメですか?」とよくご質問をいただきますが、二人が一緒に写っているだけでは不貞の証拠にはなりませんので、ご注意ください)
- ホテルのレシート、宿泊施設のクレジットカードの明細(他の証拠と併せて)
★不貞関係は、肉体関係が継続的に続いていることを証明しなければなりません。複数回の撮影が有利です。
不貞の証拠にならないもの
- 改ざんが疑われるデジタルデータで保存されたもの(メールやLINEのスクリーンショットやコピペ・音声データなど)
- 異性といつも出掛けているという自分だけが知る事実
- 違法に集めたもの(ただし、夫婦間における民事裁判では多少の違法性があっても認められる場合があります)
- 風俗店のレシートや名刺
不貞の証拠が無い場合には
当事者が不貞を認めれば、問題ありません。
幸運にも不貞を認めた場合は音声を録音し、出来れば念書を書いてもらった上で保存してください。
一般的には、浮気の事実を問い詰めたところで相手は必ず否定し、口約束では後になって「あれは嘘でした」と言い出しかねません。
証拠を撮る最適なタイミング
証拠を撮る前に問い詰めてしまいますと、その後は警戒し、相手と会わなくなる、もしくは会っても食事だけなど、証拠を撮ることは非常に難しくなります。
順番としては、浮気に気付いたら相手が警戒していない初期のうちに不貞の証拠を押さえるようにしてください。
今すぐには必要なくとも「調べておいて損はないかも」とお考えの方は、パートナーの警戒心が薄く、浮気相手と頻繁に会う早期に浮気調査を実行したほうが、調査の時間も費用も掛かりません。
2回以上、撮影できれば確実です。
「不貞」とは肉体関係が継続していることを証明しなければなりませんので、1回だけですと「あれは、ほんの気の迷いだった」「具合が悪くなってホテルで休んだだけ」「相談に乗っていただけ」など、相手に都合の良いように事実を捻じ曲げられてしまうことが結構あります。
そのような自分勝手な嘘の言い訳をさせない為に、2回以上の証拠が必要なのです。
裁判や調停になれば、第三者による判断になります。
客観的に見て、明らかに不貞関係にあると分かる証拠を揃えるようにしてください。
●探偵事務所が作成した浮気調査の調査報告書は、公的な証拠となります。ただし、探偵事務所の作成した報告書でも、不貞を証明できる内容でなければ無効となります。その探偵社がどのような報告書を出してくるかは、HPのサンプルでは判断が出来ません。現在、サンプル用にモデルを使って撮影をしている探偵社が殆どだからです。みつける事は難しいとは思いますが、不貞を証明できる条件を熟知している探偵事務所に依頼をすることが大切です。
証拠集めは相手にバレないようにしてください
相手にバレると証拠を隠滅され、二度と証拠を集めることが出来なくなります。
慰謝料請求の流れ
当人同士の示談交渉では好きな金額を相手に対して請求することができます。
極端な話、●億円でも大丈夫です。
一般的には示談のほうが好きな金額を請求できる為、相手が素直に応じてくれたら高額です。
ただ、当事者同士のやり取りでは支払いに応じてもらえない場合があり、第三者が介入することで解決する事が多くあります
弁護士に依頼をすれば、常識的な金額を請求することにはなりますが、確実です。
慰謝料の相場
50万~300万と言われていますが、様々な事情を総合的に判断しての算定になりますから、相場の範囲を超える支払い額になることもあります。
ただし、以下のようなケースでは慰謝料が高額になる可能性があります。
慰謝料が高額になる要因
- 不倫が原因で離婚・別居に至った
- 夫婦間に未成熟の子どもが複数いる
- 婚姻期間が長い
- 肉体関係の回数が多い
- 不倫をやめるよう警告したにも関わらず関係が継続
- 不倫の結果、妊娠中絶した
慰謝料請求できない、減額の要因
- 相手と肉体関係がなかった
- 既に十分な慰謝料を受け取った
- 既婚者であることを浮気相手が知らなかった(故意・過失がない)
- 別居など既に夫婦間が冷えていた
- 相手も既婚者でW不倫の関係(慰謝料が相殺になる)
- 不倫が原因で離婚までには至っていない
- 不貞関係期間が短い
- 肉体関係が少ない
- 風俗店は業務として性的サービスを提供しているため、風俗嬢に対して慰謝料請求することは難しいです
相手が交渉に応じない場合
慰謝料請求をした結果、相手がどう出るかはやってみるまで分かりません。
まずは相手に電話を掛ける、会って話し合う、内容証明を送るなど、慰謝料を請求する意思を相手に伝えることから始めます。
万が一、浮気相手に経済力がなかったとしても配偶者へ慰謝料請求したり、分割払いで支払ってもらうなど、方法はあります。
不倫相手に対し、してはいけないこと
×相手に怒鳴り込む
脅迫・恐喝されたと相手から訴えられる場合があります。
×職場の退職を強要する
相手から損害賠償請求をされる場合があります。
×不倫相手の両親に対して慰謝料を請求する
慰謝料を支払う責任は相手にあり、相手の両親にはありません。
調査後についても、お気軽にご相談ください。
探偵の仕事は不貞の証拠を撮影することですが、前田龍生探偵事務所はそれだけでは終わりません。
弊社の代表は長年に渡り、数多くの様々なケースを早期解決へ導いております。
どのようなお悩みも、お気軽にご相談ください。
大きなトラブルに発展しそうな場合は、弁護士への依頼をお考えください。
感情的になりがちな話を理性的に運ぶ為に弁護士が存在しています。
慰謝料請求を請け負う司法書士や行政書士も存在しますが、司法書士の場合は、140万円までしか慰謝料を請求できません。また、行政書士ができるのは書類作成であり、相手と直接交渉することが出来ません。
お知り合いの弁護士や顧問弁護士がいらっしゃる方は大丈夫ですが、ご自身で弁護士を探す場合も信頼できる先生を選ぶようにしてください。
医者でも眼科、皮膚科があるように、弁護士にも専門分野、強い分野があります。
そして、名医とヤブ医者がいるように、経験豊富で優秀な弁護士とそうではない弁護士がいます。
「慰謝料を必ず支払うこと」「二度と連絡をとったり近づいたりしないこと」「不倫したことを一切口外しないこと」など、総括的に約束してもらうことが大切です。
どの先生に依頼をすれば分からない方は、私共から慰謝料請求に強い弁護士の先生をご紹介いたしますので、お気軽にご相談ください。
よくあるご質問
浮気相手とのツーショット画像は証拠になりますか?
不貞の証拠にはなりません。
ただ二人で寄り添って写っているだけでは不貞の証拠にはなりません。二人の顔が写った上で、明らかに性交渉を行っている画像が必要です。
浮気相手が誰だか分かりません。
浮気調査中に判明しなくても大丈夫です。
慰謝料請求に必要な「浮気相手の氏名」と「住所」について、浮気調査中に判明する場合が殆どですが、中には身元を隠していて判明が難しいケースもあります。
前田龍生探偵事務所は総合探偵社ですので、万が一そのような場合でも「住所」「氏名」「勤務先」など、相手の身元まで判明させることが可能です。
浮気相手が複数人いた場合、慰謝料は人数分もらえますか?
通常は一人の場合と同額です。
多くの場合、男女とも不貞相手は特定の一人と決まっていますが、稀に相手が複数人に渡る場合があります。
配偶者に不貞相手が複数人いる場合であっても、慰謝料額が2倍、3倍となるようなことは残念ながらございません。
示談交渉次第では可能かもしれませんが、一般的には一人の不貞相手と同じ慰謝料額に収まります。
慰謝料請求を司法書士や行政書士に依頼するのと弁護士に依頼するのとでは何が違うのでしょうか?
以下のような違いがあります。
慰謝料請求を請け負う司法書士や行政書士も存在しますが、司法書士の場合は、140万円までしか慰謝料を請求できません。また、行政書士ができるのは書類作成までであり、相手と交渉することが出来ません。専門士業に依頼をすれば、料金が別途発生することは同じですので、それならば相手と直接交渉ができる弁護士に初めから依頼をしたほうが、ご依頼主様のストレスも無く確実だろうと考えます。
浮気調査をしたら、無料で慰謝料を請求できるのでしょうか?
はい。無料で承ります。
前田龍生探偵事務所で浮気調査をしていただいた方に限り、無料で内容証明郵便を作成することも出来ます。ただし、どのような交渉(弁護士に依頼をした場合など)にも言えますが、相手の支払い能力や責任感、社会性など、応じるかどうかは相手次第です。
過去には内容証明郵便を送ることで、100~900万円即日振り込まれた方もいらっしゃいますので、弁護士費用まで捻出することが難しい方もお気軽にご相談ください。