名古屋市の企業様より、社員の素行調査をお受けしました。
お話を伺いますと「会社に出勤しない社員がおり、自宅を訪問して呼び鈴を鳴らしても居留守を使っているのか、安否が分かりません。どうしているのか確認がしたいのですが…」ということです。
早速、探偵がご自宅まで伺いますと、車は月極駐車場に駐車されたままであり、外から室内の様子を伺うも姿の確認は出来ず、夜になって部屋の照明が点灯することも無かった為、調査を一旦解除しました。
翌日の早朝より調査を再開しますと、午前10時頃に本人が自宅マンションから出て車を発進させ、高速道路に使って勤務先方面へ向かったことを確認しました。
勤務先の従業員専用駐車場に駐車した本人は、車内でシートを倒して横になり、暫くすると数キロ先のコンビニエンスストアでパンと飲料水を購入して、車内で食べました。
そして、再び車内で暫く横になった後、発進して勤務先構内にある駐車場に駐車しましたが、本人は運転席から降りず、そのままの状態です。
現在の状況をご依頼主様に報告したところ、責任者の方が車内に留まる本人に声を掛け、工場内に一緒に歩いて行かれた姿を確認し、調査を解除しました。
出社拒否状態にあった社員の方は、何かしら精神的に辛いことが重なって心が疲れてしまったのでしょう。
今後、会社のほうで適切なケアをしていただき、健康を取り戻していただきたいものです。