浮気調査を実施したところ、ご主人が子供のような年齢の女性と浮気をしていることが発覚した奥様がいらっしゃいました。
奥様は離婚は考えておらず、ご主人を愛していらっしゃいましたので、酷く苦しんでおいででした。
浮気調査をした後「しばらく、様子を見たい」ということで、GPSを9ヶ月間レンタルされていらっしゃいました。
先日、GPSを返却するために事務所まで奥様がおみえになりました。
お話を伺いますと「GPSで主人の行動を観察していたら、同じ職場にもう一人、浮気相手がいることが分かりました。主人はこういう病気なのだと思ったら、何か気持ちが吹っ切れた気がします」ということです。
浮気相手が一人であれば、その女性を愛しているのではないかと自信喪失して落ち込むのでしょうが、相手が複数ですと、浮気相手の女性もまた浮気をされている訳ですから、ジェラシーの対象にはならない訳です。
自分が原因なのではなく、相手のほうが病気だと思えば、自信を失う必要もありません。
嫉妬と自信喪失が苦しみの原因だとすれば、気持ちが楽になるはずです。
自分で自分の気持ちを立て直すことは容易ではありませんが、今までにご相談をお受けした多くの事例を思い返してみても、浮気相手が複数であるほうが、精神的には楽なのかもしれません。