愛知県豊田市の30代ご主人より、浮気調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「昨年秋に妻から離婚話が出て、自宅を出て別居しました。時々帰ると、妻は酒を飲まないのに週末お酒の空容器があり、ペットカメラが目隠しされている時があります。訪問者が誰なのか確認して、浮気をしていたら妻とは離婚し、慰謝料を請求したいです」ということです。
週末の夕方からが怪しいということで、探偵2名による浮気調査を実施しました。
調査の結果、奥様は同年代の2名の男性と交際しており、それぞれ別の日に自宅部屋に招いて朝まで宿泊させている事実が判明しました。
家族と過ごす自宅に浮気相手を招き入れてベッドを共にする行為は、人の心情としてラブホテルで不貞行為を行う以上の怒りを買うことになります。
ご主人は奥様に裏切られたという思いが強く、相手ではなく奥様に対して慰謝料を請求するとのこと。
調査を実施した日だけで浮気相手が2名いますので、もしかすると他にもいるかもしれませんが、不貞の証拠としては十分です。
多くの場合、男女とも不貞の相手は特定の一人とですが、稀に複数人いる場合があります。
そのような場合「慰謝料の金額が大幅に増額されるのでは?」と期待される方もいらっしゃると思います。
配偶者に不貞相手が複数人いる場合であっても、残念ながら慰謝料額が2倍、3倍となるようなことはありません。
示談交渉次第では可能かもしれませんが、一般的には一人の不貞相手の場合と同じ慰謝料額に収まります。