名古屋市の20代女性より、ストーカー調査の依頼をお受けしました。
ご依頼主様が勤務を終えた後、電車に乗り、自宅付近の駅を降りた辺りから、見知らぬ男が後をつけてくることが何度かあったそうです。
「気持ちが悪くて、安心して通勤が出来ません」ということで、ストーカー調査で犯人を割り出すことになりました。
調査の結果、ストーカーの犯人はご依頼主様の自宅から100メートルほど離れた賃貸アパートに住む、独身男性であることが判明しました。
ご依頼主様の要望により「ストーカー被害の証拠をつかんだ後、ストーカー行為を止めさせるよう犯人と直接交渉して欲しい」ということでしたので、実際に犯人が、ご依頼主様の帰宅途中に後をつけている様子を複数回撮影した後、念の為、犯人の氏名と勤務先も調査して下準備を整え、探偵が犯人に声を掛けてファミリーレストランにて直接対決となりました。
犯人の男性は、初めこそストーキングの事実を否定し、絶対に認めようとしませんでしたが、証拠画像を突きつけ、自分の氏名と勤務先まで知られていることに観念したようで「本当に申し訳ありませんでした。2度とこのような行為は致しません」と謝罪の音声をボイスレコーダーに録音し、念書を書かせることで無事解決しました。
ストーカー調査の最終目的は、ストーカーの犯人を特定し、ストーカー行為を止めさせ、ご相談者の皆様が再び安心して日常生活を送れるようにすることです。
ストーカー問題は、被害者の方は日常生活も困難になるほど悩みが深いのに対し、加害者の罪悪感は憎らしいほど薄いものです。
そして、何も手を打たないことには延々とストーカー行為が続きます。
証拠を掴み、相手の身元を特定して、二度と自分に近寄らないよう、しっかり釘を刺しておくことが大切です。