名古屋市の30代ご主人より、浮気調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「嫁さんから離婚を切り出され、その方向で話が進んでいましたが、たまたま自分の店に来た嫁さんの姿を見た従業員から『奥さん、男いません?』と言われ、そのような気がしてきたので、浮気をしているのか確認してください」ということです。
ご指定の日時に、探偵2名による浮気調査を実施しました。
調査一日目、夕方に奥様が車で自宅を出るとコンビニ駐車場に向かい、待ち合わせていたと思われる30代男性が奥様の車に乗り込むと、居酒屋チェーン店で食事をしました。食事を終えた二人はコンビニでジュースやスナック菓子などを購入し、一宮インター付近のラブホテルに入ったことを確認しました。約3時間後、二人がホテルから出ると駐車場で抱き合ってキスをした後、車に乗って発進しました。待ち合わせたコンビニ駐車場で相手男性が降り、原付バイクに乗ってアパートに帰宅しましたので、このアパートが男性の自宅であることを確認した上で調査を解除しました。
調査二日目、夕方から奥様が車で自宅を出ますと、イオンモールで化粧品などを購入した後、車に乗って前回とは別のホテル駐車場に入りました。予め駐車していた自動車から相手男性が降りると二人は合流し、そのままフロントパネルで部屋を選んでホテルの部屋に入室したことを確認しました。約9時間後に二人はホテルから出ると、駐車場で何度もキスをし、抱き合った後、それぞれの車に乗って別れたことを確認しました。
ご主人は報告書をご覧になり、大層落ち込まれてしまいました。
ご主人の場合、奥様と離婚する方向で話がついてしまってから浮気を確認する意味で調査をされた訳ですが、これでは離婚になってもご主人の気持ちが納得できないばかりか、何一つメリットがありません。
奥様に「離婚したくない」と告げてから、もう一度浮気の証拠を取ることをお勧めしました。
ご主人はアドバイス通りにされた後、もう一度浮気の証拠をとり、私共から弁護士をご紹介しました。
それにしても奥様の浮気を見破ったのは女性従業員とのこと、女性の第六感というのはつくづく侮れないと感じます。