名古屋市の40代奥様より、浮気調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「10年前から主人は、従業員の女性社員を愛人にしているようです。相手の女性はバツイチで、二人の子供がいます。他県から通勤する女性に交通費を何百万も支払っています。女性が主人の会社で勤務しながら愛人関係にあることが嫌なので、主人と別れさせ、仕事も辞めてもらいたいです。主人は仕事休みの午前中にジムに行くと言って出かけますが、その時に女性と会っていると思います」ということです。
ご指定の日時に、探偵2名による浮気調査を実施しました。
休日の午前中、車で出掛けたご主人はフィットネスジムに向かいました。
1時間ほど汗を流し、ジムを出たご主人は車に乗ってスーパーに立ち寄った後、勤務先に向かいました。
すると、勤務先駐車場に外車に乗ったロングヘアの40代女性が現れました。
二人は外車ディーラーへ行き、展示車両を見て回った後、ご主人の勉強会が開催されるビル前で一旦別れ、夕方に再び合流すると、手をつないで付近に所在するラブホテルに歩いて入りました。
約2時間後、ホテルから出てくると路上でタクシーを拾い、名古屋市東区のバーへ入店しました。
30分後に店を出てきますと付近の飲食店に入り、一時間半後に出てきて再びタクシーを拾い、名古屋市中区錦方面に向かいました。
あるビルに入ろうとして二人が揉め始め、入るのを止めて別れかけましたが、ご主人が女性の腕を引き寄せてキスをしました。
その後も立ったままビルの前で話していましたが、結局二人は別れました。
その後、女性はビルの中などご主人の姿を探すような素振りを見せ、泉付近でご主人と再び合流し、先ほど入ったのと同じバーに入店しました。
30分ほどして二人が出てくると、付近のビルに入って踊り場でキスをし始め、何度もキスを繰り返した後、タクシーを拾ってご主人が自宅付近で降り、女性を乗せたままタクシーが発進しました。
このタクシーを追尾して相手女性の住むマンションを特定した後、調査を解除しました。
後日、前回と同じラブホテルに入った二人の証拠を撮影し、複数回の不貞の証拠を取得して調査を完了しました。
ご主人が浮気をしている事実は間違いありませんでしたが、浮気相手の女性は、奥様が想像していた女性従業員とは別の女性であるということです。
奥様はご主人と離婚する気はなく、浮気を止めさせたいというご意向ですので、今後は相手女性の身元調査をして賠償請求する流れになっていくものと思われます。
浮気を疑う場合、想像していたのとは全く違う結果が出ることもあります。
そうなった場合、今まで悩んで対策を考えていた時間は何だったの?ということになりますので、事実を確認してから対策を考えたほうが良いのかもしれません。