名古屋市の40代奥様より、浮気調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「数週間前に主人のメールを見て女性の存在が分かりました。勤務場所は違いますが、同じ会社の女性のようです。女性と会う時はコンビニで待ち合わせているようで、いつも飲み会と言って出掛けます」ということです。
ご指定の日時に、探偵2名による浮気調査を実施しました。
繁華街にあるコンビニエンスストアから調査を開始しますと、勤務を終えたご主人が現れ、店内で購入したドリンク剤を飲み、ATMでお金をおろしました。
そこへ30代ロングヘアの女性が現れると合流し、コンビニを出て錦3の飲食店に入りました。
約2時間半後、女将に見送られながら店を出た二人はタクシーを拾い、ある交差点で降車した後、歩いてラブホテルに入室したことを確認しました。
約1時間半後、ホテルを出た二人はしばらく歩き、道で相手女性をタクシーに乗せ、別れたことを確認して調査を解除しました。
調査2回目、自宅を夕方に出たご主人は地下鉄に乗って、ある駅で降車しました。
最寄りのコンビニエンスストアに入ると、すぐに前回と同じ不倫相手の女性が現れました。
店内でつまみなどの商品を購入した後、歩いて近くのラブホテルに入りました。
フロントパネルで部屋を選び、エレベーターを使って上階にあがったことを確認しました。
約4時間半後、二人はホテルから出ると地下鉄構内に入り、手を振って別れました。
不倫相手の女性を尾行しますと、ある地下鉄駅で降り、地上でタクシーを拾って一軒家に入りましたので、ここが女性の自宅であることを確認して調査を解除しました。
奥様は「気持ちが悪いので離婚したいです」と仰いますが、同時にお子様の事や今まで積み上げてきた思い出が簡単には捨てきれず、迷っていらっしゃる段階です。
ご主人は誰もが知る大企業にお勤めであり、生活の心配は一切無いということも、心が揺れる大きな要因でしょう。
調査をしたからといって、すぐに何か次の行動に移さなければならないということはありません。
アバウトな言い方ですが、浮気調査の報告書は慰謝料を請求する際の証拠として3年間有効です。
真実は知っておきたいけれども、今すぐ何とかする必要のない方は、まずは相手の警戒心が薄い初期の段階で浮気の事実確認&証拠を取って置き、3年間を目途に自分自身の気持ちと向き合って考えてみるというのも一つかもしれません。