名古屋市の50代女性より、浮気調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「主人とは家庭内別居しています。離婚の話も出ますが離婚協議内容に不満があります。以前から浮気をしているのではないかと疑っていましたが、証拠はありません。これからどうすれば良いか悩んでいます」ということです。
探偵2名による浮気調査を実施しました。
県外にご主人の車があることを確認し、探偵が現地まで赴きますと、ラブホテル駐車場にご主人の車を確認しました。
午前10時、30代と思われる浮気相手の女性を助手席に乗せ、車がラブホテルから発進しました。
蕎麦店でランチをとり、スーパーマーケットに立ち寄った後、愛知県に戻ると浮気相手の女性を自宅まで送り届けたことを確認して、調査を解除しました。
奥様は調査をしたことを隠した上でご主人に浮気を問いただしたところ、とぼけられたそうです。
暴力も受けており、長女であるお嬢様は離婚に賛成しているということですが、小学生の長男がいるので、このまま自分が我慢して様子をみてみますということです。
浮気も暴力もありながら、離婚後の生活が不安で、我慢しているご相談者様は少なくありません。
小さなお子様がいらっしゃると離婚を躊躇われると思いますが、小学生にもなれば子供は両親の不仲を敏感に察知しますので、自分の為に我慢をして一緒にいることを子供は望んではいないと思います。
私にも経験がありますが、子供の立場からすれば「自分のせいなのでは?」と思い肩身が狭く、内心は母親か父親のどちらか好きな方と平和に生活できたらいいなと思うものです。
それぞれの家庭に、それぞれの事情がありますので、何を選択していくのかは状況をみながら判断されると良いと思いますが、勇気を出して離婚を選択されたご依頼主様の話を伺いますと、子供は懸命に働く母親の背中をよく見ていて、寂しがるところか自分から家事を手伝ってくれたりと自立心を促す結果となり、かえって良かったという話もお聞きします。
子供の為に…と言うよりも、自分はどうしたいのか「夫に対する未練がまだ残っているのか」「経済的には自立できそうなのか」それとも「この先も今の状態のままが安心なのか」自分自身の正直な気持ちと向き合って考えられると良いと思います。