名古屋市の40代奥様より、浮気調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「私に内緒で大金が転がり込んできた事があり、夫はそれをきっかけに風俗やキャバクラに通うようになりました。帰宅が遅くなったり夜中に外出することもあって問い詰めたら、浮気を認めました。性生活が無いことを『夫婦関係が破綻しているから不貞行為にはならない』と言っています。二人の子供に愛情も無いようで、夫から何度も離婚を求められていますが、自分から離婚する気はありません。お気に入りのキャバ嬢が出勤している時は店に行くので、店が終わってからを調査してください」ということです。
ご指定の日時に、探偵2名による浮気調査を実施しました。
ご主人は深夜、キャバクラ近くのコインパーキングに車を停めると、キャバクラ店内に入ったことを確認しました。
一時間もしないうちに店から出てくるとコインパーキングに駐車していた車に乗り、そこへ勤務を終えたキャバ嬢が近付くと、助手席に乗車しました。
K区のスーパーマーケット駐車場に車を停めると、車に乗ったまま話をしています。
駐車場から発進すると近所のコンビニ駐車場に車を停めましたが、すぐにまた発進し、小学校脇の道路に車を停めると一時間近く車内で話をしています。
車が再び発進すると、一戸建ての前に停まりました。
車両からご主人と女性が両方降りてきたと思ったら、女性がご主人の頬にビンタを始めました。
何度も何度もビンタをされたご主人は怒ったのか車に乗り、女性が運転席に近寄って少し話をした後で車を発進させ、女性は一戸建ての玄関に入ったことを確認して調査を解除しました。
浮気調査2回目、深夜にラブホテル駐車場に停まるご主人の車を確認し、張り込みを開始しました。
翌昼、ホテルから出るご主人とキャバ嬢の姿を確認し、キャバ嬢を自宅まで送り届けたことを確認して調査を解除しました。
自宅から通うキャバ嬢で高収入があると思われる為、慰謝料を請求するには大変好都合です。
調査中の様子から、こちらのキャバ嬢はご主人を俗にいう“色恋営業”で引っ張ったものと思われますが、殊の外ご主人が熱を上げてしまい、その執拗さにうんざりしている様子がみてとれました。
何かの折におこづかい程度の金銭をもらっていたものと思われますが、キャバ嬢からしたら「ここまで客の相手をして疲れ果て、挙句の果てに慰謝料の請求がくるなんて……」といったところでしょう。
奥様からしたらご主人が熱を上げている女性ですから面白くないとは思いますが、水商売の女性が寝たからといって気があるとは限りません。
気持ちが無い分、慰謝料を請求することによって驚くほどあっけなく終わると思います。