名古屋市の40代奥様より、浮気調査の依頼をお受けしました。
数年前からGPSをご主人の車両に取り付け、ご指定の日時に浮気調査を時々されていたご依頼主様です。
ご主人に物作りの趣味があり、仕事が終わった後、実家に行って趣味のことをやっているということでした。
GPSで車両の動きをご覧になられていても、実家に行くと言って帰宅が遅くなる日は実家に車を置きっぱなしだった為、すっかり安心されていましたが、どうも様子がおかしいということです。
ご指定の日時に、探偵2名による浮気調査を実施しました。
ご主人は勤務を終えると、車に乗って実家に向かいました。
夕方、実家前の路上にご主人が姿を現しますと、そこへ女性が運転する車が近付き、ご主人が助手席に乗車しました。
車は近くのラブホテルに入り、約4時間後に二人が出てくると、ご主人を実家前で降ろして別れました。
そのまま浮気相手の女性を探偵が尾行し、住所を突き止めた上で調査を完了しました。
奥様の予感は的中し、ご主人は、実は実家に車を置いて女に迎えに来てもらい、ラブホテルに行っていたことが判明しました。
「GPS」と「実家」という両方の盲点を突かれた形です。
GPSというのは、車に取り付けて行動履歴を追跡できる便利な機器ですが、誰と会っていたかまでは浮気調査をしてみないと判明しません。そして車から降りてしまえば、そこから先は追跡不可能となります。
GPSがずっと実家を示していれば、相手のご両親が存在している為、根拠なく信用してしまいます。
実家という心理的盲点とGPSの盲点が重なり合い、浮気の発覚が遅れました。
ずっと浮気相手と会わない、おかしいと感じた場合、ご自身の直感を信じることも大切です。
どのような判断をする場合でも、直感というのは決して侮れません。