愛知県丹羽郡の30代ご主人より、浮気調査の依頼をお受けしました。
ご主人は仕事の都合で来社が難しいということで、お母様とお姉さまが事務所までおみえになりました。
お話を伺いますと「息子の嫁はパパ活なんかもしており、浮気相手の男とはSNSで知り合ったと思います。車にボイスレコーダーを仕掛けてみると、相手の男は離婚したばかりで、車は持っていないようです。怪しいのは平日なら●時から、土曜日は深夜に帰宅することが多いです」ということです。
奥様が怪しいと思われる日に、探偵2名による浮気調査を実施しました。
調査の結果、奥様は金髪で長身の男性と不倫しており、頻繁に会いに行っている事実が判明しました。
調査1回目、車で自宅を出た奥様は相手男性のアパートに真っすぐ向かいますと部屋に入り、2時間後に出てきて路上でキスをして別れました。
調査2回目、奥様は浮気相手の男性とスーパーで食材を買ってから男性のアパートに入って部屋にこもり、一泊して翌日の昼まで部屋を出ることはありませんでした。
調査3回目、21時の調査開始時刻には既に男性の部屋に入っていて、夜中に車まで荷物を取りに出た後、再び部屋に戻り、翌朝男性と一緒に玄関から出てきて二人一緒に車で外出したことを確認して調査を完了しました。
通常、不貞の証拠としてはラブホテルなら2回以上、相手の部屋や車中なら3回以上が目安となります。
なぜ1回の証拠では駄目なのか?
これは、私共が儲けようとしているのではなく、不貞が認められるには2人の関係が「継続的」であることを証明しなければならないからです。
ラブホテルに入った場合は2回以上の証拠を撮れば確実ですが、浮気相手の部屋に出入りしている場合は、多ければ多いほど証拠としては強くなります。過去に弁護士と相談しながら対処してきたケースを振り返りますと、3回以上が確実です。
前日の夜に泊まって翌朝出て来る場合もあれば、数分で出てきてしまう場合もありますので、必要ならば調査後に弁護士の先生と相談して調整をしてください。
1回の証拠撮りですと、相手方から「たまたま体調が悪くなって休ませてもらった」「相手の相談に乗っていただけ」「ちょっとした出来心で……」と、あからさまな作り話で言い訳をされてしまう可能性があります。
複数回の不貞の証拠を押さえることにより、このような相手方のふざけた言い訳が通用しなくなります。
調査にはお金が掛かり本当に大変ですが、子供の親権を取ったり、憎い不倫相手から慰謝料を取る為には「どちらが悪いのか?」をはっきりさせる為の不貞の証拠が必要です。
参考になさってください。