名古屋市の30代奥様より、浮気調査の依頼をお受けしました。
事務所にはお母様がおみえになりました。
お話を伺いますと「娘が旦那から『性格が合わないから離婚したい』と言われ、旦那一人が実家に戻り、自宅には週一ペースで帰宅していたらしいのですが、旦那の言葉を信じながらも娘は何か変だなと思い、そういえば去年入社した女性社員の話をたびたびしていたのに、最近は全くしなくなったことに気付いたと言うのですが…」ということです。
ご相談を受け、私共で最適な調査日時を設定し、探偵2名による浮気調査を実施しました。
調査の結果、ご主人は実家には戻っておらず、同じ勤務先で働く同年代の女性と同棲生活を送っている事実が判明しました。
ご主人の生活拠点は浮気相手の女性宅であるアパートにあり、二人が手をつないでショッピングや外食に出掛ける様子を確認し、女性からキスをする姿を確認、女性宅から勤務先に出勤する二人の様子も確認しました。
報告時にはお母様と奥様が一緒に事務所までおみえになり「やっぱり浮気していましたか……もっと美人な人とだったら分かるけど、こんな〇※△と!」と奥様は激怒されていました。
お母様が「この報告書を相手に突きつけて、旦那と話をしなければ…」と仰いますので、代表から「報告書はご自身が確認し、ご自身の弁護士に見せる物であって、相手にこちらの懐刀を見せては絶対に駄目です」という話をお伝えさせて頂きました。
ドラマなどで、相手に調査報告書を突き付けて問い詰めるシーンをご覧になられてのことだと思いますが、現実とドラマとは違います。
誤解をされている方がたくさんいらっしゃいますが、自分が優位に立つ為には調査報告書の中身を相手に見せては絶対に駄目です。
せっかく調査をして証拠が全て揃ったのに「自分の浮気について、どこまで何を知っているのか」相手にこちらの手の内を全て明かすことになってしまうからです。
「一体、どこまで知られてしまっているのだろう…」と相手には悶々と考えさせてあげましょう。
浮気の事実について相手と話をしたい時には、
- 調査をしたことは言わずに知人が目撃したことにする。
- 調査をしたことは言っても報告書の内容までは決して見せない。
以上を厳守してください。