名古屋市の30代ご主人より、奥様の不倫相手の男性について身元調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「一昨年に嫁が一方的に家を出て、別居しています。今、一人でアパートを借りて住んでいます。今年初めに嫁が浮気していたことを白状し、もう男とは別れたそうなのでとりあえず離婚は考えていませんが、相手の男に慰謝料を請求したいです」ということです。
不倫の慰謝料を請求するためには相手の「氏名」と「現住所」が必要です。
ご依頼を受け、探偵2名による不倫相手の身元調査を実施しました。
不倫相手の男性の住所を突き止めようと探偵が尾行したところ、男性が入ったのは、なんと、ご依頼主様の奥様が住むアパートでした。
奥様が男性との仲は終わったと言っていたのは嘘で、現在も不倫関係は継続中である事実が判明しました。
ご主人に報告しますと「もう終わったと結果論で聞いていました……」ということで、交渉ごとに強い同世代の優秀な男性弁護士をご紹介いたしました。
このような場合、奥様のアパートに帰宅していても、当然ながらこの住所が相手男性の現住所とはなりません。
通常はこのまま続けてお調べするか、もしくは別の調査方法に切り替えてお調べしますが、そのお金が用意できないということでしたので、弁護士の方から相手男性に電話をし、住所を教えるか、もしくは勤務先に内容証明郵便を送ってもいいかと尋ねてみるということで、話を終えました。
不倫相手と別れていないのに「もう別れた」と嘘をつかれていることは結構あります。
特に、女性は浮気の確たる証拠が出るまで浮気を問い詰められてもシラを切り通す傾向があります。
優しく、のほほんとしたタイプのご主人ですと奥様から嘘をつかれる傾向は一層強くなりますので、お相手の話を頭から信じてしまわれないようにお気を付けください。