愛知県の30代女性より、身元調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「交際中の男性が『職業は医師で妻とは別居しており、現在は離婚協議中』と言っていますが、この男性に数百万円を貸していて疑問に思う部分もあるので、身元調査をお願いします」ということです。
お持ちの情報は「氏名」と「電話番号」です。
2週間後に身元調査の報告書を提出いたしました。
真実は酷なもので……身元調査の結果、妻と別居中というのは嘘であり、妻・子供2人と買い物やレジャーに仲良く出掛ける姿を確認し、職業は医師ではなく、掃除用薬品の販売営業マンでした。
結果をご覧になられたご依頼主様はしばらく声も出ませんでしたが、徐々に落ち着きを取り戻されましたので、まずは貸したお金の回収方法について今後のアドバイスをし、その件について有能な弁護士をご紹介しました。
この場合の調査料金は身元調査と素行調査を合わせ、3日間で39万円です。
交際相手のことですから、勘の良い方はおかしな点に気付くものです。
金銭が絡めば尚のこと、一歩引いて相手を疑ってみる勇気が自分を助けることになります。