名古屋市の30代女性より、身元調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「SNSで知り合って結婚の約束をした30代の男性がいます。なかなか会う機会が取れないので、既婚者でないかが気になりました。もしも結婚しているのなら、奥さんと一緒に住む住所が知りたいです。それで慰謝料を請求したいです」ということです。
ご依頼を受け、婚約者の男性について身元調査を実施しました。
男性の「名前」「年齢」をお伺いして身元調査を実施した結果、男性は既婚者で子供は女の子が二人いること、結婚してから3回転居しており現在はM県に住んでいること、男性自身は東京で単身赴任していることなどが判明しました。
今回のご依頼主様は相談時には事務所までおみえになりましたが、報告書は不要ということで調査結果はLINEでご報告をさせていただきました。
「付き合っている彼が、実は結婚しているのではないか?」と身元調査を依頼する方は以前より少なくありません。
特に多いご相談が「プロポーズをされて多額のお金を援助したけれども一向に返してもらえない」というケースです。
このような場合、結婚詐欺で刑事事件として訴えることが可能です。
ただ金銭の貸し借りが無く、婚約不履行で相手を訴える場合は民事事件となり、相手の奥さんから逆に不貞で訴えられる可能性もあります。
やみくもに慰謝料を請求するのは法的によく考えたほうが良い場合もありますので、不安な場合は遠慮なくご相談ください。