名古屋市の70代お父さまより「息子が消費者金融から借金しているようなので調べてください」と信用調査の依頼をお受けしました。
過去にも、息子さんの借金全てをお父様が返済されたのだそうです。
信用調査の結果、数社から合計300万ほどの借り入れがあることが判明しました。
代表が「返済を肩代わりするのは、息子さんの為には決してなりませんよ」と申し上げましたが、言葉が届いたかは分かりません。
大切なお子様が精神を病んで引きこもっていたり、金銭をねだられたりと、そのご苦労は想像以上でしょうが、願いを聞いてやれば自分の期待通りの息子になってくれるのではと良かれと思ってしていることが、却って取り返しのつかない方向へ進んでいる場合もあります。
間違った方向に進んでいるのは第三者の冷静な目で見るから分かることであり、ご本人は必死でそれどころではないと察しますが、時には立ち止まって考えることも必要なのかもしれません。