名古屋市の30代ご主人より「突然、嫁が家を出て行方がわかりません」と、家出調査の依頼をお受けしました。
ご主人が警察へ捜索願いを出したところ「奥さんはDVの被害届を出されており、施設で保護しているのでご安心ください」と言われ、追い返されてしまったということです。
警察や行政は女性側の言い分を一方的に受ける傾向がありますが、後日、私共で調査をしてみたら単に「他の男性が出来て、家を出ていっただけ」という残念な結果が待っていたりもします。
一方、実際にDV被害に遭われている女性達は保護シェルターに入所しており、付き添いの方共々、異常な警戒を見せます。
保護シェルターの場所は簡単には分からないようになっており、暴力をふるう夫側の捜索から逃げ切る為に、迂回をしたり、急にタクシーを使ったり、違う場所に一旦入ってジッと待っていたりしますので、気付かれぬよう、見失わぬよう尾行するだけでも探偵にとっては至難の業です。
過去に、そのような女性を調査する依頼が入り、代表含む探偵3名態勢で調査に臨みましたが、付き添いの方が厳重に包囲しているにも関わらず、常に周囲に怯え、オドオドしている女性の姿を代表が目の当たりにし「保護シェルターの場所は突き止めたが、これは誰にも教えてはいけないのではないか…」と酷く悩む結果となり、結局、全額を返金して判明不能とした案件がありました。
DVは深刻な問題です。
身勝手な不貞行為の隠れ蓑として気軽に使ってしまう女性もいれば、実際にDV被害に遭い、怯えて生活をしなければならない女性もいます。
「暴力を振るわれた」と嘘をついてまで浮気に走るのは、心配して眠れぬ夜を過ごすご主人の為にも、本当にDV被害に遭われている女性の為にも決してあってはならないことです。