浮気調査後に夫婦関係をどうするのかは、悩ましい問題です。
それぞれのご夫婦の数だけ選択肢があり、どのような選択をするのかは、これまでに築いてきた夫婦の信頼関係に依ります。
最近、最も多いご相談は「浮気をしている夫から離婚を求められています。子供もまだ小さいですし、離婚後のお金の事が心配で離婚することが出来ません。どうしたらよいでしょうか」というものです。
生活費は入れてくれているけれど、浮気している夫という、私共のご相談者様に一番多いケースです。
「生活費を普段から入れてもらえない」「日常的に暴力を振るわれる」などの致命的な問題が無ければ、浮気をしていて離婚を望んでいるご主人に対しては「浮気調査をして相手が浮気をしている証拠を撮ってから、離婚はしないで生活費をもらい続ける」という選択をお勧めします。
働かずに生活費をもらえているのならば、生活そのものは不自由ないからです。
「浮気されてまで一緒に居たくない」という方は即離婚を選択されますが、小さいお子様がいたり、精神的・経済的な自立が出来ていないと、中々そういう訳にもいきません。
そういう時には、様子をみるのも一つです。
浮気相手の女性もいつまで経っても離婚しない、出来ないご主人には不信感が募り、次第に愛想も尽きていくでしょうから、様子を見つつ、ご自身が離婚したくなった時に離婚すれば良いのです。
ご主人に対して愛する気持ちもないのに、生活費をもらい続けることに対して罪悪感を持たれる方もいらっしゃいますが、そのような必要はありません。
まだ、生活費を入れてもらえるだけラッキーなのだと自覚していただき、とりあえず浮気の証拠を握っておけば相手から簡単に離婚は出来なくなりますから、色々な道を探りながら、ご自身とお子様が食べていく事を最優先にお考えください。