名古屋市の40代ご主人より、浮気調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「去年末くらいから妻の様子がおかしく、現在は近くにある実家に子供を連れて別居中です。夏頃に妻が悩んでいた際に余裕がなく、毎日のように相談されていたのに話を聞いてあげられませんでした。妻の方から離婚を強く求められるようになり、今、自分はうつ状態で、妻と離婚したくないですし、よりを戻したいです」ということです。
奥様が怪しいという日に、探偵2名による浮気調査を実施しました。
調査の結果、奥様はスーパー銭湯の駐車場で不倫相手と思われる男性と待ち合わせますと、相手の男性車両の後部座席に乗り込みました。
後部座席は目張りをした状態で、中の様子は見えないようになっています。
約1時間後、奥様は後部座席のドアより降車して、ご自身の車に乗り、相手の男性は目張りを外し、運転席に移動して別れたので調査を解除しました。
調査2回目、調査3回目、奥様と男性は前回と同じ銭湯の駐車場で待ち合わせますと、同じように目張りをした車内で約1時間ほど過ごした後、別れました。
最近では、商業施設やコンビニ、スーパーの駐車場で待ち合わせて、相手の車両でラブホテルに行ったり、そのまま車両内の後部座席で不貞行為に及ぶケースが増えています。
浮気をしている側にとっては、商業施設の駐車場は無料のところがほとんどですし、GPSで追跡されたとしても駐車場でとどまっていて不倫が発覚しにくいため、多くの場合で利用されています。
私共でもGPSを使った簡易調査は1カ月55,000円で承っておりますが、このような行動を取られた場合、ご依頼主様がGPSをご覧になりますと、相手はスーパーで買い物をしたり銭湯に行っているだけと勘違いする原因となります。
GPSはどこにいるのかは分かりますが、そこで誰と何をしているのかまでは分かりませんので、不貞の証拠にはなりません。
相手に慰謝料を請求したり、離婚されるのを食い止めたり、ご自身に有利な条件で離婚をする為に必要な「不貞の証拠」とする為には、探偵による尾行調査が必要です。
ご依頼主様はよりを戻したいとのことでしたが、現在は離婚する方向に気持ちが変わられています。
調査をしてご自身の目で現実を直視することにより、気持ちが変化する方はとても多いので、ご自身が一歩進む為のきっかけになればと思います。