名古屋市の30代奥様より、ご主人の浮気調査をお受けしました。
お話を伺いますと「1年前から旦那の様子がおかしいと感じることが多くなりました。クレジットカードの利用明細を見せないで処分したり、スマホを手離さないようになりました。もし浮気をしていたら、相手の女に慰謝料を請求したいです」ということです。
ご依頼を受け、ご指定の4日間で探偵2名による浮気調査を実施しました。
調査の結果、40代と思われる女性と1回接触し、30代と思われる女性とラブホテルに入退室する姿を2回確認しました。
40代女性は、ご主人と別れたすぐ後に70代と思われる男性と待ち合わせをし、その老人男性が女性の腰に手を回していたことから、出会い系で知り合ったか風俗嬢の可能性があります。
30代の女性とは車でショッピングモールの駐車場で待ち合わせ、ご主人の車に乗り換えて、同じラブホテルに2回入りましたので、この事実を撮影して不貞の証拠としました。
奥様に調査報告書を提出いたしますと、浮気相手の女性と直接会って話がしたいとのこと。
「浮気相手と直接会いたい」というのは心情的にはとても理解できるのですが、難しい一面があることをお伝えしておかなければなりません。
一つは、相手が素直に認めればよいのですが、自分の思うような反応を示さなかった場合(これが殆ど)、感情的なやり取りになってしまうということ。激昂して直接相手の部屋まで行ったものの、殴られた人も過去にはいます。
それからとぼけられたり、逆に言い負かされてしまう場合もあるということ。なぜとぼけられるのか?その時に浮気の証拠を突き付けてやればよいじゃないかと皆様は思われますが、調査報告書はご自身と弁護士が見るものであり、浮気をしている本人や浮気相手に見せるものでは決してありません。相手が何十回何百回という浮気をしている中で、証拠がとれているのは数回です。「なんだ、この日のことを言っているなら、こうやって言ってごまかせばいいや」と相手に言い訳を考える隙を与えてしまいます。
せっかく高額な調査をして証拠を全て揃えたのに「浮気について、どこまで何を知っているのか」相手にこちらの全てを明かしてしまっては絶対に駄目です。
「一体、どこまで知られているのだろう……」と相手には無限大に考えさせ、不安に思わせなければなりません。
どうしても言い負かしてやりたいと我慢できない場合には、
- 調査をしたことは言わずに知人が目撃したことにする。
- 調査をしたことは言っても報告書の内容までは決して見せない。
以上を厳守するようにしてください。
当人同士の示談交渉はうやむやにされ、相手に逃げられる可能性もあります。
感情的になりがちな話を理性的に運ぶ為に弁護士が存在しています。
ここは手堅くいったほうが良いということで、不貞問題に強い、優秀な女性弁護士をご紹介いたしました。
100人いたら100通りの最適な進め方があります。
私共で調査を依頼された方で、調査後も分からないことがありましたら、何度でも遠慮なくお尋ねください。