名古屋市の30代女性より浮気調査のご相談電話をお受けしました。
「今度の日曜日に夫が女性と会うようです。一日10時間、浮気調査をするといくらになりますか?」
お話を伺いますと、スマホの新しいバージョンに変えたところ、ご主人がやり取りをしているメールの内容が奥様のスマホから全て見えるようになったということです。
「メールにはハートマークや絵文字、愛してるなど、最初はなんか変なメールが来たと思いましたが、よく見ると主人が誰かとやり取りをしているメールであることに気が付きました。最初は腹が立ちましたが、次第に笑えてきました」ということです。
丸見えのメール内容から浮気相手の女性と会うのは日曜日と分かっていますので、日曜日に探偵2名による浮気調査を実施しました。
ご主人は最初「日曜日も仕事」と言っていましたが、出掛ける服装を見られてしまったせいか「遊びに行ってくる」に変わったようです。
浮気調査当日、電車に乗ったご主人を一人の探偵が徒歩で追尾し、もう一人の探偵は駅で待ち合わせて車両に乗る可能性を考慮して、車両で電車を追いました。
とある駅に着いたご主人は、40~50代女性が運転する車に乗り、観光を始めました。
そば店で昼食をとった2人は寺院や図書館を巡った後、夕暮れ時にファッションホテルへ入りました。
約2時間半後、ホテルから出た2人は回転すしで夕食を済ませると、ご主人は女性の運転する車で自宅近辺まで送ってもらい、何食わぬ顔で奥様の待つ自宅へと帰宅しました。
奥様にご主人と離婚する気はなく、浮気相手の女性に対し、慰謝料を請求するご予定です。
浮気相手の中年女性は過剰に色気づいたオバサンで、身体にピタッとしたニットミニワンピースにロングブーツという、いかにも誘惑する気満々な装いであったことが印象的でした。
それにしても電車よりも速く車両で追い掛け、息の合った連携プレイで完璧に浮気調査をしてくれた2名の探偵チームに感謝です。
このような浮気調査の場合、運転技術や土地勘もさることながら、探偵同士の連携がうまくいかなければ大抵間に合わず、失敗に終わります。