名古屋市の50代お母様より、お嬢様の素行調査をお受けしました。
お話を伺いますと「22歳になる娘がいます。娘からお金を無心されて渡していましたが、総額数千万にのぼり預貯金も尽きてしまいました。この間も20万欲しいと言われましたが、現在は渡していません。2年ほど前に金銭トラブルに巻き込まれたような事を言っており、今年初めにはホストクラブの話が出ましたので、ホストクラブに行っているのかもしれません。今、娘は漫画喫茶で働いていると言っていますが、果たして本当なのか?娘がどのような行動をしているのか知りたいです」ということです。
「娘にとられてしまって予算が厳しいのですが……」と、ご予算内でお嬢様の素行調査を3回実施しました。
調査の結果、14時に自宅を出たお嬢様は一宮にあるアパートに立ち寄って数時間を過ごし、20時に錦3丁目のメンバーズクラブに入ったことを確認しました。勤務先のビルから翌朝8時にゴミ袋を持って出ていますので、12時間勤務していることになります。メンバーズクラブは通常0時閉店ですので、同じビル内で別の飲食店と掛け持ちをしてアルバイトしていることが予想されます。
休日には一宮のアパートで過ごす時間が多く、この部屋におそらくお嬢様が好意を持っている男性が住んでいると思われます。この部屋に住む人物の身元特定については追加調査が必要です。(推測が多いのは、ご予算の都合で調査が出来ない為です)
お母様にご報告しますと「本当の勤務先とアパートの場所が分かり、ひとまず安心しました。娘の様子を見ながら、良い親子関係を築けるよう努力していきます」ということです。
お子様にお金を渡し続け、スッカラカンの状態で相談におみえになられた親御様はこちらの方だけではありません。
子供に言われるがまま金銭を渡してしまうのは、猛毒を与えるようなものです。
口ではありがとうと言ったとしても感謝もしていませんし、逆に援助が途切れた時には逆恨みにも似た気持ちを持たれて終わりです。
割に合わないばかりか、借金癖は一旦ついてしまうと簡単には直りませんし、将来的に他人からの信用も失くします。
もしも現在進行形で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、これはお子様の為だと思い、言われるがまま金銭を渡すことは今すぐに止めましょう。