愛知県の30代男性より、離婚予定の奥様について素行調査をお受けしました。
お話を伺いますと「嫁とは現在別居しており、裁判で親権争いをしています。嫁の飲酒が原因で離婚に至りましたが、裁判では子供の親権欲しさに断酒したと言っています。名古屋市内で飲んでいる姿を知人が見ており、絶対に断酒などしていないと思うので、証拠をとってください」ということです。
ご指定の日時に、探偵2名による素行調査を実施しました。
夕方、別居している奥様のマンション前に一台の車が停車しました。
奥様は助手席に乗り、運転していた30代男性と新栄の焼き肉店に入店しました。
探偵2名も店内に入り、客を装い内定調査を実施しました。
二人は着席すると、ジョッキの生ビールを注文し、乾杯をして一気に飲み干しました。
この店でのノンアルコールビールは瓶で提供されており、アルコール入りである事を確認しました。
次にウーロンハイと思われる茶色のジョッキを注文して飲み干し、店員に奥様が声を掛けて次の注文をすると、ジョッキを手にした店員が「ハイボールです」と言いながらテーブルに置きました。
それもまた飲み干し、次もハイボールを注文して4杯目のジョッキに口を付けたところまでを撮影し、探偵は駐車場に戻りました。
入店から2時間半後、焼き肉店から二人が出てくると車に乗り、インターネットカフェに入りました。
カフェから出た二人は車に乗りましたが、一向に動く気配がない為、調査を解除しました。
ご主人は探偵そのものに不信感を抱かれていたようで、ちゃんと調査をしているのかを疑い、調査中に何度も電話を掛けてこられましたが、調査報告書を郵送いたしますと「しっかり調査して頂いて、ありがとうございます。疑ってしまってすみませんでした」と謝罪されました。
ご主人に非は無く、料金を受け取った後、調査をしないで報告書をでっちあげる探偵社というものも名古屋市内に実在しますので、そのくらいの警戒心を持たれてちょうどよいと思います。
弁護士の先生と相談され、追加調査が必要ならお願いしますとのこと、父親が子供の親権を取ることは基本的には難しいとされていますが、後に続く親権を取りたいご主人達の希望の星となるよう、是非がんばってください!