愛知県の70代男性より、思い出の人探しをお受けしました。
事務所には代理人である60代後輩の方がおみえになり、ご依頼主様はガンで入院中、余命6か月ということです。
お話を伺いますと「50年ほど前に交際していた女性と非常に辛い別れ方をしており、現在どのような生活を送っているか知りたいです」ということです。
お持ちの情報は「女性の独身時の氏名」「○○県●●市出身」「両親の職業」の3点です。
様々な資料やデータから●●市にある実家と兄弟、両親の氏名を確認して調査を実施した結果、女性は現在、茨城県に居住しており、ご主人は元国家公務員であること、一男一女を授かり年金生活を送っていることなどが判明しました。
そして探偵が茨城県まで向かい、現地で女性の夫が自宅周辺を掃除する姿を撮影し、工事業者を装いインターフォンを鳴らして女性の在宅を確認後、ベランダに出て布団を干す女性の現在の姿を撮影し、併せてご報告いたしました。
思い出に残る大切な人を探し、現在の状況を知った後は、直接会いに行かれる方もいらっしゃいますが、多くの方は様子を知るだけで満足されます。
お相手の現在が幸せそうであるならば、それで良いのでしょう。
遠くから見守るような温かいお気持ちに、私共も嬉しくなる調査が「思い出の人探し」です。