名古屋市の50代男性より、ちょっと変わったご依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「以前に交際していた愛人女性について、結婚すると言うので別れたものの、暫く経って連絡がくるようになり、正直迷惑しています。再婚することになったので、二度と連絡しないよう伝言していただくことは出来ますでしょうか」ということです。
内容証明を送ってみてはどうかと提案しましたが「証拠を残したくないので、口頭でお願いします」ということです。
代表がご依頼主様と打ち合わせた文章を読み上げて録音し、探偵がそれを持参して、元愛人女性に確かに伝言したという証明として、様子の一部始終を撮影しました。
撮影した録画をご依頼主様と婚約者の女性にご覧いただきますと「これで二度と連絡来ることはないと思います。ありがとうございました」ということです。
男性の多くは、たとえ交際している女性に対して気持ちが無くなったとしても、はっきり理由を告げ、きつく出ることはまず無いものです。
ご依頼主様がきつく出たのには、一緒におみえになられた婚約者の女性に対するケジメがあったのでしょう。
いずれにしても、別れると決めたのなら、ハッキリと意思表示をするのが本当の思いやりです。
男女共に言えることですが、相手に対する思いやりというよりは自分を悪く思われたくないあまり、思わせぶりな態度をとったままフェードアウトを目論む方が多いようですが、相手の性格によっては後々トラブルに発展することになります。
相手の気質をきちんと見極めた上で、対処するようになさってください。