名古屋市の奥様より、浮気調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと、ご主人は女性に大変優しく、過去にも何度か浮気を繰り返したそうで「最近、土日に家を空けることが多くなったので、浮気調査をしてください」ということです。
早速、探偵2名による浮気調査を開始したところ、車で出掛けたご主人は、自宅とは離れた区に所在するドラッグストア駐車場に車を停めると、車から降り、自販機でジュースを購入しました。
ジュースを飲みながら付近を徘徊し、細い路地を歩いたり、道を往復し始めた為、ご主人の警戒心を考慮して尾行を一時中断しました。
ご主人はマル暴と呼ばれる捜査第4課に勤務していたこともあって警戒心が強く、尾行を撒くことにも慣れており、なかなか手強い相手です。
何とかご主人が入った民家を探偵が突き止め、張り込みを続けますと、民家から出てきたご主人は駐車場に戻って車に乗りました。
そこへ遅れて、30~40代ぽっちゃり型の女性が現れると、車両後部座席に乗りました。
2人の乗った車はK市にあるラブホテルに入ると、2時間後に出てきて相手女性を女性宅付近で降ろし、ご主人は自宅へ帰宅しました。
浮気調査2日目、電車で出掛けたご主人は、用もないのに名古屋市役所まで行き、各フロアを徘徊した後、正面玄関まで迎えにきた女性車両の後部座席に乗りました。
2人は名古屋駅前のJRタカシマヤで開催されていた北海道物産展で買い物を楽しんだ後、車に乗って常滑市に所在するコストコへ向かい、新規会員登録後にティッシュペーパーなど日用品を購入しました。
夕方になって2人は女性宅へ戻り、警戒しているのかご主人が一旦外に出て来て、付近を見渡しながら数十分間徘徊しましたが、その後は家から出ることなく、21時過ぎに室内の明かりが消灯したことを確認しました。
翌朝7時、自宅から女性が出ると運転席に乗り、時間差でご主人は後部座席に乗って女性の運転する車で自宅まで送ってもらい、何食わぬ顔をして帰宅したことを確認して、浮気調査を完了しました。
常に周囲の監視を怠らず、尾行を撒こうとしたり、用もない市役所で待ち合わせたり、相手女性とは絶対に同じ車両の隣同士には座らないなど、浮気が発覚しないよう様々な工夫を凝らしてみえるご主人でしたが、不貞行為の証拠を2度撮影し、言い逃れすることの出来ない浮気調査の報告書を提出致しました。