名古屋市の40代ご主人より、浮気調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「嫁さんは外出好きで、帰宅が午前様になることもあります。女友達と行動を共にしているようですが、出会った頃に浮気をしたこともありますし、今もしているのかもしれません。息子の為にも出来れば離婚したいのですが、母親に親権がいってしまえば二度と子供に会えなくなるかもしれないと思うと簡単に離婚出来ず、今までずっと我慢している状態です。どうすれば親権を取って、離婚できるでしょうか」ということです。
確かに父親が親権をとる事は非常に困難でありますが、母親が子育てに不適格な人物であるという証拠を粛々と残していく事が、大きな対策の一つになる事をご説明しました。
奥様が夜遊びに行くというご指定の日時に、探偵2名による奥様の浮気調査を実施しました。
ご自宅から調査を開始しますと、20時に自宅を出てタクシーに乗車した奥様は、女友達と思われる女性3名と名古屋市の繁華街にある飲食店で待ち合わせ、食事をしました。
22時に店を出た4名は、歩いて薄暗いビルの奥にあるエレベーターに乗ると5階で降り、とある一室に入ったことを確認しました。
看板らしきものが一切ない、この一室が何であるか分かりませんが、3時間後の午前1時に部屋から出てきました。
4名は歩いて近くのカフェバーに入るとカクテルを注文し、夜食をとりながら談笑しています。
1時間後に店から出て、手を振って女友達らと別れると奥様が一人でタクシーに乗り、自宅に帰ったことを確認して調査を解除しました。
今回の調査では女友達と行動を共にしており、特定の男性との接触はありませんでしたが、後ほどビルの一室が何であるのか調べてみますと、表には出ない会員制のハプニング・バーであるということです。
帰宅したのは日付がとうに変わった深夜ということもあり、子供を家に置いて遊び惚けていることの証明にはなります。
今回のように不貞行為とは直接結びつかない結果が出た場合も、親権をとる事が目的の調査では決して無駄にはなりません。
現在の日本において、父親が親権を取る事は簡単なことではありませんが、離婚後の子どもの共同親権について、いよいよ日本でも検討が始まります。
現在、離婚後の親権は父親か母親のどちらかが持つことになっていますが、離婚の増加に伴うひとり親世帯の貧困などが問題となっており、法務省は離婚要件の見直しや離婚後の面会交流の促進についても積極的に議論していくとしています。
もしも、この共同親権が実現すれば「大好きな子どもと会えなくなるかもしれない」ということで、今まで離婚を躊躇っていた多くの父親の皆様にとっては朗報になるかと思います。
ただ、この構想が実現するかどうかは現段階ではまだ分かっていません。
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