名古屋市の40代奥様より、浮気調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「結婚して13年が経ちます。主人は結婚当初から浮気しており、それが当たり前のようになっています。郵便物は転送されていて、勤務先を辞めて自分で飲食店を経営していることも内緒にされています。4、5年前から会話もなく、一緒にいる意味が分からないので離婚しようと思っています」ということです。
ご指定の日時に、探偵2名による浮気調査を実施しました。
ご主人の経営する店舗に閉店時間から張り込みますと、40代と思われる女性が店舗より出てゴミを出しました。
すぐにご主人も出てきて店舗のシャッターを閉めると、二人は手を繋いで歩き始めました。
地下鉄駅構内のベンチに座り、談笑しています。
話が終わると女性は地下鉄に駆け足で乗車し、ご主人と別れました。
女性がある駅で下車し、一軒家に帰宅したことを確認して調査を解除しました。
ご主人の店の定休日に、2回目の調査を実施しました。
ご主人は自宅を出ますと、前回と同じ40代女性と一緒に付近の住宅や店舗にチラシを投函していました。
一旦二人は別れ、女性は最寄りの駅へ、ご主人はホームセンターに向かいました。
ご主人がマクドナルドで注文し、商品を受け取ると自分の店舗に戻り、女性も店舗に戻ると1時間半後に女性だけが出てきてスーパーで買い物をし、再び閉店中の店舗に入りました。
約3時間半後、二人は店を出ると地下鉄駅構内に入って女性が地下鉄に乗り、ご主人が手を振ってホームから見送る姿を確認して調査を解除しました。
奥様に内緒でオープンしたご主人の飲食店……その店を浮気相手の女性が嬉々として手伝っている状況です。
奥様は「離婚したい」というご意向ですので、私共から女性弁護士をご紹介しました。
余談ですが、夫婦二人の生活で、子供と同じようにペットを可愛がる方が増えています。
最近、ご依頼主様最愛の猫が亡くなったとお聞きしました。
ペットに掛ける愛情は人により異なるものですが、奥様にとってはとても大きな存在だったのでしょう。
私にも経験がありますが、自分を支えてくれていた太い糸が切れ、全てがどうでもよく、空っぽになってしまったのかもしれません。