愛知県の40代奥様より、ご主人の浮気調査をお受けしました。
お話を伺いますと「主人は中国に単身赴任をしている時期があり、現地で一緒に働いていた同僚の中国人女性と不貞関係にあるようです。LINEのやり取りなどから、浮気相手の女性と京都で一泊し、翌日空港まで送りに行くと思います。離婚したくないので、主人の浮気の証拠を押さえておき、目を覚ましてほしいと思っています」ということです。
「LINEのやり取りから分かった」というご指定の日時に、探偵2名による浮気調査を実施しました。
まず、ご主人は異常に周囲を警戒しておりました。
尾行される前提で事前に色々と下準備をされていたようで、車にGPSが付いていた場合を想定してなのか、午前中に自宅から車で出発したご主人は、休日で誰も居ない会社に向かい、敷地内駐車場に車を停めた後、キャリーバッグとカバンを取り出すと一旦車外に出てたばこを吸い、しばらくして手に持ったキャリーバッグとカバンを再び車に積み込むと、同僚と思われる男性宅に向かいました。男性を乗せ、暫く車を走行させた後、近くのコンビニエンスストア駐車場に停めて男性を降ろし、ご主人一人でセントレアに向かいました。
探偵がセントレアに先回りして国際線到着出口で張り込んでいますと、ご主人はトイレで私服に着替え、そこにマスクをした中国人女性が降りてきて合流、車に乗って再び会社に向かい、近所の駐車場に車を停めて女性一人だけコンビニエンスストア内で食事をし、ご主人は車を出た後、近くのJR駅方面に向かいました。
ご主人が警戒している為、中国人女性にターゲットを変更しますと、コンビニで一人食事を終えた女性とご主人がJR駅付近のパーキングで合流し、あらかじめ準備してあったと思われるレンタカーに乗り換えました。
レンタカーで京都方面に向かいますが、異常な低速で走行し始めました。追尾がバレないよう京都に先回りしたものの、奥様からの情報である寺院周辺やネット予約可能なホテル周辺などをどれだけ捜索しても発見することが出来ません。
翌朝の空港で張り込むしかなく、ご主人と女性が関西空港に現れ、搭乗口で手を振って別れる姿を撮影して調査を解除しました。
今回、ご家庭内での浮気の証拠探しが過ぎた為に、かなり警戒されてしまっていたご様子、ご主人も疲労困憊したようで、旅行から帰宅後「どうやら産業スパイに監視されているようだ」と奥様に漏らされたということです。
お相手に警戒されてしまうと調査は困難になり、本来ならばスムーズにとれるはずの証拠が簡単にはとれなくなってしまいます。
浮気を問い詰め、引っ掻き回してぐちゃぐちゃにしてしまった後の難しい調査も私共ではお受けしますが、最安値でスムーズに浮気の証拠をとる為に、これから調査をお考えの方は平常心を装って、日常生活を送るよう心掛けてください。