岐阜県の50代ご主人より、奥様の浮気調査をお受けしました。
お話を伺いますと「妻が知らない指輪やネックレス、ゴルフ用品などを持っていることに気付きました。私が夜勤の時や平日も時々休んでいると思います。離婚をして相手に慰謝料を請求したいです」ということです。
ご指定の日時に、探偵2名による浮気調査を実施しました。
調査の結果、奥様は職場の同僚男性と浮気をしており、勤務先から一旦帰宅し、ご主人が夜勤に出た後、車に乗って男性宅である一戸建てに入り、2時間くらいを過ごすというパターンを繰り返していました。
このようにラブホテルを使わず、相手の家に訪問している場合ですと「話をしていただけ」というように相手方に言い逃れされやすく、不貞の証拠とするにはラブホテルを利用している場合よりも難しいところがあります。
以前は3回以上、相手の部屋に入って長時間を過ごしているということで不貞の証拠として成立する場合が多かったのですが、最近の傾向として、回数よりも全体の雰囲気(道路で手をつなぐ、腕を組む、キスをする)などで不貞関係と判断されるケースが増えてきています。
時代と共に判例も変化してきていることを感じますので、相手の部屋で浮気をしていると分かった場合には、外で手をつないだりという全体の様子・流れが重視されるという点をご承知おきください。
稀に「相手の部屋に出入りしている姿だけピンポイントで撮影してください。他のは必要ありません」と仰るご相談者様がいらっしゃいます。
料金を気にされてのことだと思いますが、不貞関係の証拠を押さえて相手に対し確実に制裁を与えるのなら、中途半端が一番よくありません。
最初から何もやらないほうがましです。
そして、調査をしていつも相手の部屋で過ごしており、何らかの制裁を与える場合には、優秀な弁護士の先生を味方につけることも視野にお考えください。
こちらのご相談者様は後日ご報告があり、不倫相手の男性より慰謝料300万円が即日振り込まれました。
弁護士に依頼をするのは裁判をする為だけではありません。
優秀な弁護士の先生ほど、交渉だけで丸く収めるものです。
お知り合いの弁護士がいらっしゃらない方や誰に頼めば良いのか分からない方も、お気軽にご相談ください。