名古屋市の30代奥様より、浮気調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「主人にLINEを見せるように言ったら、目の前でトーク履歴を削除されました。暫くして浮気を確信し、女と別れるように言ったところ「束縛するな、女と別れるなら離婚したほうがましだ」と言われました。相手の愚痴を聞いてやってるだけと言いますが、車の中にコンドームがあるのをみつけました。将来的に離婚も視野に考えなければならないので、今のうちに証拠をとってください」ということです。
怪しいというご指定の日時に、探偵2名による浮気調査を実施しました。
調査の結果、ご主人は浮気相手の女性とお互いの車で待ち合わせると、人気のない観光地の駐車場に車を停め、ご主人のワンボックスカーの後部座席に女性が移動する形で不貞行為を行っていました。
後日、場所を変えて同じく車両後部座席に女性が移動して1時間以上過ごしている様子を撮影しました。
ラブホテルではなく、車両内で不貞行為が行われるパターンが最近増えていますが、これには注意が必要です。
1時間以上も車の後部座席にいるのですから、不貞行為をしているに決まっているのですが、客観的に見た場合「車の中で相談に乗っていただけ」と言われる可能性が高いのです。
こちらの奥様は用意周到で、車の中にボイスレコーダーを置いたところ、不貞行為中と思われる卑猥な言葉が入っていたということですので、調査報告書とボイスレコーダーの録音をもって代表が弁護士事務所へ同行し、先生から直々に貴重なアドバイスを頂きました。
分かりやすくラブホテルに行ってくれたら良いのですが「車の中だけでしか会わない」「相手の部屋に短時間しか行かない」など難しい調査結果が出てしまわれた方は、不貞問題に特に強い、ベテランの弁護士先生にご相談されることをお勧めしています。