名古屋市の奥様より、離婚をする夫の素行調査をお受けしました。
奥様はご主人から暴力を受け、家を出てから2年になり、現在は離婚訴訟を起こしていらっしゃいます。
ご主人は離婚には同意しているものの、財産分与はおろか慰謝料も一切払えないと言うので、奥様としては「交際している女性が他にいないか? マンションなど財産を他に隠し持っていないか? 調べてください」ということです。
ひとまず1日のみ、ご主人の会社帰りに探偵2名による素行調査を実施しました。
ご主人は車に乗るとクリーニング店に寄り、スーパーで食料品を購入して、まっすぐ自宅へ帰宅しました。
その後、GPSレンタルで一週間の車両検索を行いましたが、勤務先と自宅を往復する他はゴルフ場へ1度行ったのみで、お付き合いしている女性はいらっしゃらないご様子です。
他に交際している女性がいてくれたほうが良かった奥様にとっては残念な結果となりましたが、不動産登記の確認も合わせて行い、今後のアドバイスをして離婚に向けての確認調査を完了しました。
離婚の際、相手に万が一不貞の事実が発覚した場合は、慰謝料額も大幅に変わってきます。多額の慰謝料を請求されていたご主人が奥様の素行調査を実施した結果、奥様の不貞(浮気)が発覚したことにより、支払い0となったケースもあります。
そういう訳で、離婚前にお相手の調査を実施する方は想像以上に多くいらっしゃいます。
離婚の決意を固めたら、まずはご自身が納得し、後悔することのない離婚にしたいものです。