名古屋市の50代女性より、素行調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「別居をした夫の住所が分からないので、住んでいる場所と夫の生活状況が知りたい」ということです。
ご依頼を受け、探偵2名による週末3日間の素行調査を開始しました。
金曜日、勤務を終えたご主人は、会社の駐車場に停めてあった車に乗ると、名古屋市M区に所在する回転すし店に入りました。一時間後、ご主人と40~50代とみられる女性、小学生と思われる女児の3名が店から出ました。別々の車に乗って発進すると、同じM区内にある賃貸アパートの一室へ帰宅をする3名を確認しました。
土曜日は前日の3名でスポーツ施設へ出掛け、その後はN区へ移動をして外食を楽しんだ後に帰宅をし、日曜日にはご主人と女児が午前中スポーツ施設へ出掛け、昼過ぎからは3名で岐阜方面へドライブを楽しんだりと、どこからみても一つの家族です。
素行調査の報告書をご覧いただきますと、ご主人を信じていた奥様は大変落ち込んでみえましたが、ご主人は家庭に生活費をきちんと入れており、今後の生活を考えると、すぐには離婚という決断を下すことが出来ません。
小学生の女児の顔が、ご主人とそっくりに見えたのが気のせいならばよいのですが……私共から元検事のベテラン弁護士の先生をご紹介し、今後のことは先生と相談をしながら、一つ一つ解決していくことをお薦めしました。
今後、この現実を受け入れ、我慢をしながら生活を続けていくのか、離婚を決断するのか奥様の気持ち一つではありますが、いずれにせよ、気持ちが割り切れるまでは辛い状況が続くものと思われます。