前田龍生探偵事務所
愛知県の６０代お母様より、身元調査の依頼をお受けしました。
事務所には総勢４名のご友人と一緒におみえになりました。
お話を伺いますと「娘は一人暮らしをしていますが、以前に交際していた外国人の男とまた付き合っているのか知りたいです。現在も交際しているかの確認と男性の身元調査をお願いします」ということです。
お嬢様の勤務先をお伺いし、探偵2名による外国人男性の身元調査を開始しました。
調査一日目、勤務先の終業時刻より調査を開始しましたが、お嬢様の姿は確認できず、２３時を過ぎても自宅にも帰る気配が無い為、調査を解除しました。
調査２日目、午前中にお嬢様の自宅アパート前に車が停まりました。３０代の日本人男性が車から降り、お嬢様の部屋のチャイムを鳴らすと、お嬢様が駆け足で出てきて車両に乗りました。
二人は周囲を大変警戒しており、尾行を中断しなければならないほどでした。
暫くして日本人男性２名が乗った車両が現れると、お嬢様の部屋前に停車しました。
すぐ後に警察車両が来て男性一名とお嬢様、警察官が部屋の中に入り、２０袋くらいの私物を持って出てくると、お嬢様はそのまま警察署へ行ってしまわれました。
調査を解除し、後々お母様より話を伺いますと、お嬢様の元カレである外国人男性からお嬢様は脅迫されて金銭を要求されており、怖くなったお嬢様は従兄弟に助けを求め、警察署に行かれたのだそうです。
お母様は娘が外国人男性とまた付き合っているかと思い、私共に調査を依頼されましたが、お嬢さまは金銭を要求され、恐怖で逃げている状況にあった訳です。
母心で、何となくおかしな雰囲気を察知されたのだと思います。
このような経緯で、今回私共の出番はありませんでしたが、お母様としてはお嬢様を監視してもらっていたことで結果的に安心できたということです。
万が一、男性がお嬢様に接触して危険な状況になっても、監視の目があれば直ちに阻止でき、また通報することも出来ますからね。
無事、平和な日常を取り戻されることを願っております。
