愛知県の50代女性より、結婚出会い系サイトで知り合って結婚を申し込まれたという男性の身元調査をお受けしました。
お話を伺いますと「交際している彼氏とはSNSで知り合いました。デート代は全て円単位まで割り勘でホテルには行かず、自宅敷地内の空き家に連れ込まれて性交渉を求められていました。ある日「結婚しよう」と言われ、観光地の高級旅館に行こうと約束したところ、突然連絡が取れなくなってしまいました。音信不通になってしまった理由を聞きたいので、住所を調べてください」ということです。
何度か自宅敷地内の空き家に連れ込まれたということですが、土地勘がなく場所が分からないということで、手掛かりの情報は「氏名」「携帯番号」の2点です。
男性の身元調査を実施した結果、聞かされていた氏名はやはり偽名でありましたが、離れのある自宅は某県郊外に所在していることが判明しましたので、ご依頼主様に確認したところ「間違いない」ということでした。
ご依頼主様がどこか吹っ切れた様子でしたので理由をお伺いしますと、サイトに妹の情報を登録したところ、調査対象者の男性がすぐに食い付いてきたとのこと、結婚は口だけの詐欺師のような男と分かった為だということです。
最近はSNSや出会い系などで簡単に交際を始めてしまう方も多いようですが、ネット上では本人の書きたいようにどれだけでも話が作れてしまいます。
たとえ名刺を出されたとしても、会社名や肩書まで名刺も偽造出来てしまうことを知っておきましょう。
古いと言われてしまうかもしれませんが、知り合ったばかりの男性に言い寄られたとしても安易に喜ばず、きちんとした身元とはっきりとした自分に対する誠意が分かるまでは、絶対に肉体関係を持たないことが女性が傷つかない為に大切なことだと思います。
肉体関係が先に出来てしまうと、女性の性として男性を見る判断が甘くなってしまうからです。