愛知県の40代男性より近隣トラブルについてのご相談をお受けしました。
ご相談者の男性は1年前に自宅を新築し、隣家への挨拶も済み、お子さんも産まれて平和な日々を送っていたそうです。
ところがある日、隣家の奥さんから「私が外出するのを見計らって、あなたも出てこないでいただけますか」と奥様が苦情を言われたそうです。
そのような心当たりは全くないものの、お隣なので「すみません。気をつけます」と謝り、庭での作業や玄関の掃除などにも気を遣うようになったとのことです。
ところが、しばらくして再度「何の恨みがあるのか知りませんが、四六時中監視しないでいただけますか!」と言われ、奥様が布団を干そうと外にでると、雨戸を思いきり閉められるようになったということです。
話を聞いたご主人が隣家へ話に行ったところ、応対に出た向こうのご主人からも「お宅が悪い。気持ち悪い」と言われ、何がなんだかわからない状態に。
そのうち奥様がノイローゼになり、一切外出が出来なくなってしまった為、やむを得ず新築の家を手放すことにしたのだそうです。
ご相談というよりは事後報告でしたが、探偵の立場で出来ることがあったとしたら、土地を決める前にご相談をいただければ「近隣にどのような人物が住んでいるか」「問題のある住人はいないか」を聞き込みにより調査をすることは可能です。
引越や新築で調査の依頼を受けた記憶はありませんが、賃貸なら引越せば解決する問題も、分譲となると簡単には引っ越せず大きなリスクを伴います。
滅多にないご相談内容とはいえ、つい最近引っ越したばかりの私も他人事ではないと感じた一件でした。