名古屋市の40代男性より、浮気調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「妻のハンドバッグの中にマンションの契約書(本人が契約・男性が保証人)が入っていて驚き、その後メールを見てみると男性とのやり取りがありました。妻はミーティングルームと言っていますが、自宅の荷物がかなり少なくなってきているので別居の準備をしているかもしれません。部屋がどのように使われているのか知りたいのですが」ということです。
ご指定の日時に、探偵2名による浮気調査を実施しました。
調査初日~4日目、契約先のマンション前にて調査を実施したところ、調査時間内に奥様が現れることはありませんでした。
奥様も勤務しており、帰宅時間が遅いものと思われます。
調査5日目、21時に奥様が契約先のマンションに帰宅し、自ら鍵を開けて部屋に入りました。
22時30分に部屋の照明が消え、部屋に誰も訪問しないことを確認し、調査を解除しました。
調査6日目、休日の午前から調査を開始しますと、部屋を出た奥様は地下鉄の駅まで歩き、地下鉄に乗って名駅まで出ると、駆け足でホットヨガスタジオに入りました。
約2時間後、スタジオを出ると名駅前の商業施設に入り、飲食店でそばを注文し、カウンター席で一人食べる姿を確認しました。
店を出た奥様は地下一階で洋菓子を購入し、駆け足で知多半田方面行き電車に乗りました。
電車を降りるとタクシーに乗りましたが、後続のタクシーがおらず追尾不能となった為、契約先のマンション前で待機しました。
3時間後、契約先マンションに戻った奥様は玄関先で宅配業者に挨拶をし、部屋に入りました。
20時30分、部屋の照明が消え、部屋に人が訪問する様子もなく就寝したものと判断し、22時に調査を解除しました。
調査7日目、マンションの保証人となっている男性の自宅から調査を開始しました。
早朝、ゴミを持った男性が玄関から出てくると、バスに乗って地下鉄を乗り継ぎ、名駅で下車しました。
ドラッグストアで商品を購入した後、会社に出勤したことを確認して調査を解除しました。
警戒している為なのか、契約先のマンションに男性が訪れることは全くなく、不貞の事実は確認されませんでした。
ご主人に報告しますと「部屋がどのように使用されているか分かって良かったです。相手は今のところ部屋には来ていないようですが、妻の気持ちが自分から離れ、賃貸マンションまで借りているくらいですから、離婚したいと思います」ということです。
結婚されてから20年近く、奥様も美しく、人も羨む高級分譲マンションにお住まいのご夫婦です。
もっと早くに離婚されるご夫婦が殆どですが、一緒に暮らした年月に関係なく、破たんする時はしてしまうのだと何か切ない気持ちになった一件でした。