名古屋市の40代奥様より、素行調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「夫が出張の日に空白の時間帯があるので、出張中の行動を調べてください」ということです。
奥様が自宅を留守にし、ご主人が出張するご指定日に、探偵3名による素行調査を実施しました。
ご主人は、東京で開催されている企業展と営業所に立ち寄った後、懇親会に行くご予定ということで、企業展が開催されているブースに探偵が向かいましたが姿が見当たらず、営業所と宿泊先ホテルの2班に分かれて調査を開始しました。
夕方、宿泊先ホテルにご主人が現れるとチェックインしました。
ご主人はすぐに部屋から出ると道を歩き始めましたが、交差点の雑踏で突然Uターンをし、全速力で走り出しました。
このような不自然な動きに対し、無理をして尾行を継続すれば、調査に勘付かれる恐れがあります。
バレてしまっては調査が出来なくなる為、一旦調査を中断しました。
(この間、ご主人は懇親会会場へ向かったものと思われますが、ホテルに戻るまで中断した調査料金はもちろん無料です。)
探偵がホテルで張り込みを続けますと、深夜にご主人がホテルに戻り、部屋に入ったことを確認しました。
早朝7時、ホテルを一旦出たご主人はコンビニでパンを購入してから自分の部屋に戻り、10時に宿泊先ホテルをチェックアウトしました。
電車に乗ってある駅に着きますと、コインロッカーに荷物を入れてカフェに入りました。
携帯を操作しながら店を出たご主人は辺りをウロウロしながら路上の地図看板を見たり、携帯を操作しながら何か迷っているご様子です。
すると、30代と思われるロングヘアの女性が現れ、ご主人と挨拶を交わしました。
2人は目の前にあるビル地下の小料理店に入店してランチをとり、1時間後に店を出ました。
次にシティホテルの喫茶店に入り、コーヒーを飲みながら1時間ほど話をしました。
2人は喫茶店を出るとラブホテル街を歩き、一軒のホテルに入りました。
満室の為に別のラブホテルへ移動しますと、待合室で少し待った後、部屋に入りました。
約2時間後、2人はホテルの部屋から出て来て談笑しながら駅まで歩き、駅に着くと手も振ることなくアッサリと別れました。
女性を尾行してみると、すぐ近くのマンション一室に入りました。
この部屋がデリヘルなど風俗嬢の待機場所であると考えられます。
素行調査により、奥様が気になっていた空白の時間帯は、風俗嬢とデートを楽しんでいたという事実が判明しました。
実はこの調査、奥様からは「主人は朝になったら帰宅すると思うので、午前9時で調査を終わってください」と指示を受けておりましたが、私共の勘と判断で調査を続行したものでした。
奥様から言われた通りに朝9時に調査を解除していたら、女性と待ち合わせる前で何の証拠も掴めないまま終了です。
調査は、早く証拠が取れるほど料金も安く済みます。
その為、わざと証拠を取らないで調査を長引かせ、延長・追加調査を促す調査事務所も名古屋市内で2社報告されておりますので、探偵社を選ぶ際には充分にお気を付けください。