私共のリピーター様で、浮気調査を何度も依頼される奥様がいらっしゃいます。
かれこれ、3年ほどのお付き合いになるでしょうか。
毎回、絶対に浮気している! と確信を持って事務所へおみえになります。
今回も平日の奥様不在時に、ご主人の浮気調査を1日実施しましたが、退社時間に会社を出るとコンビニへ寄り、弁当を購入して真っ直ぐ帰宅されました。
休日の奥様不在時にも調査を実施しておりますが、ご主人は自宅を出てからパチンコ店でパチンコをしたり、ガソリンスタンドで給油をしたり、コンビニで弁当を買うだけで、浮気をしている気配は全くありません。
このように、何度調査をしても浮気をしていない事例もあります。
このようなケースに共通している点は、コミュニケーション不足であるのか、夫婦それぞれが孤立してしまっているという点です。
只でさえ会話が乏しい日常生活の繰り返しの上に、自分に興味がないような言動が加われば、自然と浮気を疑ってしまっても無理はありません。
ご主人は、単に気を許して無言でくつろいでいるだけであっても「私に無関心でいるのは、きっと浮気をしているからに違いない」と感じるのが妻というものです。
ご主人に愛人がいても円満な家庭というのも稀に存在しますが、充分な生活費をきちんと入れていることは大前提で、家庭サービスも奥様サービスも忘れずに、陰では相当な努力をしているものです。
浮気をしていないのに浮気を疑われてしまう損なご主人は、奥様に対して全くの無関心でいるか、例え大切に想っていたとしても伝える努力を怠っているのではないでしょうか。
会話をしてもかみ合わない、同じ部屋にいても一人スマホやテレビに夢中……同じ屋根の下で一緒にいるにも関わらず感じる孤独感は、一人で感じるそれよりも一層深いものです。
奥様が何度も調査を依頼しなければならない心の闇に気付き「私は大切にされている、必要だと思ってもらえている、やっぱり一緒に歩いていこう」と自信を持つことが出来るよう、少しの 関心と、はっきりとした思いやりを示して頂きたいと思います。