前田龍生探偵事務所
名古屋市の４０代奥様より、浮気調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「夫は過去に同じ職場の女子社員と浮気をしていたことがあり、その時は私の父が会社に乗り込んで、夫と浮気相手の両方を問い詰めました。女性は全てを認め『もう、２度と会いません』と謝罪しましたが、夫は絶対に浮気を認めませんでした。しかし最近になり、なんとなくまた夫の様子がおかしいです。浮気調査をお願いします」ということです。
過去に浮気を問い詰められたことのあるご主人は、相応に警戒をしていることが考えられる為、一度の浮気調査でビシっと証拠を撮らなければなりません。
ご主人の車両にＧＰＳを取り付け、ＧＰＳによる事前調査を実施しました。
するとＧＰＳの行動履歴により、ご主人は会社が終わった後、毎晩のようにＭ区のある場所に立ち寄っていることが分かりました。
そして疑わしい曜日を絞り込み、会社終業後から探偵２名による浮気調査を開始しました。
仕事を終えたご主人は、ある駅前のロータリーまで車を走らせると、２０代ロングヘアの女性を車に乗せ、そのままどこへも寄らずに大高インター付近のラブホテルに入室しました。
約１時間半後、２人がホテルから出てくると車に乗り、相手女性を自宅付近まで送り届けたことを確認しました。
この浮気相手の女性は、以前にご主人と不倫関係になり「もう、２度と会いません」と謝罪した張本人であり、ＧＰＳが頻繁に示していたＭ区のある場所が、女性の自宅と一致しました。
２人は同じ職場の上司と部下の関係ですので、ご主人は会社が終わった後、この部下の女性を毎晩のように車で送り届けていた事実が判明したことになります。
このようにＧＰＳ調査を行った上で、ピンポイントで浮気調査を実施することにより、低料金で浮気の全容が判明します。
奥様に浮気調査の報告書をご覧頂きますと、涙を流され「子供がいるので、すぐに離婚する気はないですが、浮気相手の女性と会って話がしたいです。今は冷静ではないので、落ち着いて考えてみたいと思います。今夜、報告書は見せずに夫と一度話をしてみます」ということです。
それにしても、謝罪をしながら奥様を再び裏切ったこの女性、田舎くさく、垢抜けない地味なタイプの女性ですが、こういうタイプほど神経が図太く、平気で不倫関係を続ける傾向があるようです。
