名古屋市の50代女性より、浮気調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「夫の帰宅が毎日午前様で、土曜日も仕事と言って出掛けます。夫は公務員なのに」ということです。
ご主人の当日の服装を覚える為、早朝、勤務先に向かうご主人を確認し、17時から探偵2名による浮気調査を開始しました。
勤務先付近で探偵が張り込みますと、間もなく勤務先よりご主人が退出しました。
隣には、同じ職場の眼鏡を掛けた30代女性が一緒に歩いています。
駐車場まで一緒に歩いたご主人は、女性の軽自動車助手席に乗り、千種区内の10階建てマンション駐車場に入りました。
そして、2人が6階の部屋に入ったことを確認しました。
証拠を撮影する為、ご主人が女性の部屋から出て来るのを待たなければなりませんが、非常にセキュリティの高い分譲マンションであり、適当な撮影場所がみつかりません。
やむなく、隣の建物の寒い非常階段に寝そべっての張り込みとなりました。
ご主人が入室してから10時間後の深夜3時過ぎ、2人がマンションの部屋から出て来る姿を撮影することに成功しました。
一週間の浮気調査を実施した結果、日曜日を除く毎日毎晩、ご主人は女性宅に通っていることが判明しました。
浮気調査の報告書をご覧になられた奥様は「もし浮気をしていても、夫の収入が安定しているので別れずにいようと思っていましたが、今までずっと騙されていたのかと思うとやっぱり許せません。離婚します」と、弁護士紹介を希望されました。
このような不安定な現在の世の中で、安定した収入をもつ公務員は今や人気ナンバーワンの職種らしいですが、経済的な安定よりプライドを優先した奥様です。
長年一緒に過ごされたご夫婦ほど裏切られた感が強く、許せないということで離婚を選択されるようです。