愛知県の30代ご主人より、浮気調査の依頼をお受けしました。
事務所へは、お母様と一緒にご来訪いただきました。
お話を伺いますと「妻の日記に、僕の友人と浮気しているような記述がありました。離婚する方向で考えています」ということです。
ご指定の日に、探偵2名による浮気調査を実施しました。
奥様は午前中に自宅を出て車を洗車し、引越センターに寄ってから女友達のアパートへ向かいました。そのアパートに引越用段ボールを数枚置くと、女友達と一緒にすき屋で食事をし、15時頃別れました。15時30分、栄の繁華街に路上駐車しますと、坊主頭の中年男性が現れ、奥様の車両助手席に乗りました。すぐ近くのパーキングに入庫し、2人は男性車両に乗り換えて、会員制スポーツクラブに入りました。2時間後に出て来た2人は新栄の焼肉店へ移動し、食事をして1時間後に店を出ました。そして、金山方面まで移動し、ラブホテルに入室したことを確認しました。2時間後にホテルを出た2人は、再び栄に戻り、奥様の車両に乗り代えて男性をシティホテル前で降ろしたことを確認し、浮気調査を解除しました。
ご主人の友人と浮気をしているということでしたが、今回の浮気調査で判明したのはパトロン風の中年男性でした。
しかも、テレビで顔を見たことがあるような会社経営者です。
この予想外の浮気調査の結果は、賠償請求をするのに大変好都合です。
現在、奥様は一方的に離婚を告げて実家に帰ってしまい、ご主人とは別居中です。
自分の不貞行為は棚に上げ、両親にはご主人が一方的に悪いように言っており、両親も娘の浮気に薄々気付いているのか慰謝料を支払わないで済むよう、サッサと離婚させたい一心でご主人を攻撃してきます。
私共としましては、そうはさせまいと奥様の両親やその関係者である職場の上司から送られてくるメールへの返信内容を、その都度ご主人にアドバイスしておりました。
離婚は相手との駆け引きが重要で、憎い相手をギャフンと言わせたい一心で誤った対応をしてしまいますと、取れるはずの慰謝料も取れなくなってしまいます。
どう対処したらよいか分からない場合には、私共にお尋ねください。
また、弁護士紹介につきまして、今回のご依頼主様は名古屋市外にお住まいであったことから、私共の弁護士から近くの弁護士をご紹介する形を取りました。
費用の面をお考えでしたら、弁護士は近場で探されることをお勧めします。
遠方の弁護士に依頼をしますと、移動で費やした時間分の出張費などが加算されることを頭に入れておいてください。