名古屋市の30代奥様より、浮気調査の依頼をお受けしました。
弁護士からのご紹介です。
お話を伺いますと「夫から『好きな人が出来たから離婚する』と言われ、夫は実家に帰ってしまいました。子供も2人いて離婚する気はありませんが、弁護士に相談したところ『不貞の証拠を取ったほうが良い』と言われ、こちらを紹介していただきました。浮気相手の女性に慰謝料を請求します」ということです。
探偵2名による浮気調査を怪しい曜日に集中して、計8日間実施しました。
ご主人の勤務終了時刻から探偵が張り込みますと、勤務先から出てきたご主人は勤務先近くのビルで浮気相手と思われる20代地味めの女性と待ち合わせ、飲食店に入って食事をとりました。
歩いて近所の公園に入るとベンチに腰掛け、いちゃつき始めました。
キスを繰り返し、時には押し倒してキスをし始め、2時間近くをベンチでいちゃいちゃして時間を過ごしました。
立ち上がった2人は駅構内に入り、手を振って別れました。
そのまま浮気相手の女性を尾行し、自宅の住所を確認して調査を解除しました。
このような調子で浮気調査を継続した結果、ご主人は勤務終了後は決まって浮気相手の女性と公園のベンチでいちゃつき、休日は車で女性と買物をし、真っ暗な道路に車を停めて何時間も時を過ごしたりと中々ホテルに行きませんでしたが、遂にラブホテルに入って出てくる2人を撮影することが出来ました。
ご主人と浮気相手の女性は発情真っ盛りのような酷い有様であり、ご主人は所帯持ちで2人の幼い子供の父親なのだという現実をすっかりお忘れのご様子、浮気相手の女性は一人で道路を歩いている際に思い出すのか、ニヤニヤ笑みを浮かべている状態です。
弁護士と一緒に浮気調査の報告書を取りにみえた奥様は、報告書をご覧になると呆れたご様子で、初めは離婚する気はないということでしたが、離婚をしてご主人と浮気相手の女性に対し慰謝料を請求するということです。
浮気調査をして現実が見えますと、自分がどうしたいのかが分かり、悩むだけの生活から一歩前進することが出来ます。
悩んで、迷って、落ち込んで、浮気がピッタリと止まるのならば、どれだけでも悩めばよいのでしょうが、現実には何も変わらないどころか、浮気相手に楽しい逢瀬の時間を提供し続けるだけです。
誰が、憎い相手に楽しんでほしいと願うでしょうか。
考えることに疲れてしまったら、どちらが悪いのかを明確にし、自分の手で浮気を止めなければなりません。