名古屋市の30代女性より「夫の様子が最近おかしく、浮気が心配なので調べてください」と浮気調査の依頼をお受けしました。
探偵2名で浮気調査を開始しますと、浮気調査初日の土曜日「仕事へいってくる」と言って出掛けたご主人は、いつもの時間にいつものように自宅を出ると電車に乗り、金山駅前のパチンコ店へ入店しました。
昼過ぎにパチンコ店を出たご主人は、金山総合駅構内でショートカットの女性と待ち合わせました。
二人は付近の飲食店でランチをとり、その後、ご主人が先程まで遊んでいたパチンコ店で夕方まで遊戯しました。
パチンコ店を出た二人は付近の個室居酒屋で夕食をとり、午後10時頃に居酒屋を出ると近くのラブホテルへ入りました。
2回目の浮気調査は次週の土曜日に実施しました。
夕方より探偵2名で浮気調査を開始しましたが、ご主人と浮気相手の女性は既にパチンコ店で遊戯しており、前回と同じ個室居酒屋で夕食をとると、午後10時頃、前回と同じラブホテルへ入りました。
不貞行為の証拠としては2回の証拠撮影で充分でしたが、奥様のご希望で3回目も土曜日に浮気調査を実施しました。
ご主人と浮気相手の女性は、今までと全く同じパターンの行動を取りました。
浮気調査と並行して女性の身元調査を行ったところ、ご主人と同じ不動産会社に勤める20代派遣社員の独身女性であることが判明しました。
デートの内容が既にパターン化していることから、二人の付き合いは随分前から継続していたものと思われます。
裁判において不貞の証拠が複数回必要なのは、不貞は一定期間の継続した肉体関係の証明が必要であり、1回だけですと「ほんの出来心で……」と相手方に逃げられてしまう可能性があるからです。
2回以上の証拠を取れば、その言い訳は通用しなくなります。