名古屋市の女子高校生のお嬢さんを持つご両親より、トラブル相談をお受けしました。
お話を伺いますと、娘さんはある晩帰宅が遅くなり、道で拾ったタクシーに「自宅まで」と告げると「タクシー代を無料にしてあげるから前の席に乗らないか?」と運転手に言われたそうです。
お嬢さんがお礼を言って前の座席に座ると、自宅へ着く直前に競馬場の駐車場に連れ込まれ、そこで暴行を受けそうになったということです。
強い力で迫ってくる運転手に抵抗するも、いよいよといった時に「うちのお父さんは警察!」と言ったら「関係ない」といいつつも手を止め、自宅前までは何とか乗せてもらったそうですが、未遂に終わって運転手の頭が正気に戻ったのか乗車料金を請求されたそうです。
お嬢さんは支払いませんでしたが、直後、急激なストレスによる急性胃炎にかかりました。
タクシー会社と運転手の氏名をプレートで確認しており、ご両親がタクシー会社へ連絡をしたそうですが「そのような運転手はいない」と言われたそうです。
このタクシー会社は名古屋市内でもあまり評判の良くない会社であり、会社にとっても都合が悪い為、該当の運転手は在籍しないと言ったものと思われます。
このような場合、警察へ被害届を出すことで運転手が在籍している事実も明確になり、勤務先や運転手に対して賠償請求(精神的慰謝料)も可能ですので、このような案件に強いベテラン弁護士の先生をご紹介させていただきました。
お嬢さんが乗られたタクシーは千成タクシーです。
名古屋市内であれば、やはり名の通った名鉄タクシー・つばめタクシーが安心だと思います。