名古屋市の70代お父さまより「音信不通の息子の現況を調べてほしい」と素行調査の依頼をお受けしました。
弁護士からのご紹介です。
お話を伺いますと、ご子息はお父さまの会社で一緒に仕事をしていたそうですが「息子が私に反発し、独立して事業を立ち上げたものの、うまくいかずに倒産してしまいました。前妻とも離婚し、最近はあまり良い噂を聞きません。どうも再婚したようですが、再婚相手の身元調査や息子の素行調査など、現在の様子全般を調べてください」ということです。
お父様はご子息に大変厳しく、裁判で争われたこともあるそうです。
これも、ご子息に社会の厳しさを教えることで「一人前の男にしてやりたい」という親心であることが、お話から窺い知れました。
早速、探偵2名でご子息の現況をお調べしますと、三重県の小さな町で居酒屋を経営しており、そこに再婚相手である女性も女将として一緒に働いていることが判明しました。
割烹風の小奇麗な店構えで、ご近所での評判もとても良いのです。
再婚相手の女性には離婚歴があり、小学生になるお嬢さんが一人いましたが、特に問題のない女性でした。
その旨を調査報告書にまとめてご覧いただきますと「あんなにいがみ合った息子ですが、どこにいるのか、どうしているのか様子が分かり安心です。ありがとうございました」と事務所を後にされました。