名古屋市の60代男性より、人探しのご相談をお受けしました。
お話を伺いますと「40年前に交際していた彼女の事が、最近よく夢に出てきて気になるので、現在の住所を調べてください」ということです。
手掛かりは、旧姓での氏名、生年月日、学歴、実家の住所です。
今回の人探しは少々時間が掛かると思われた為、1ヵ月ほど期間を頂戴して調査を開始しました。
結婚をして姓が変わっていると思われた為、実家周辺への聞き込みから始めたところ、僅かな新しい手掛かりが得られましたので、その手掛かりからデータ調査を行い、女性の現住所と現在の姓が判明しました。
1ヵ月は掛かると思われた懐かしの人探しでしたが、約10日で完了しました。
ご相談者に結果をご報告いたしますと、大変喜んでいらっしゃいました。
後日「顔が見たくなって一回自分で見に行ったけど、ご近所の目が気になって自分では出来なかったので、何とかお願いできないでしょうか」と再びご相談を受けました。
ご依頼を受け、探偵2名で1日張り込み調査を実施しました。
調査の結果、太ったご主人と現在暮らしていらっしゃること、就職している30歳位のお嬢さんがいらっしゃること、彼女ご本人は塾で先生をしていることなど、現在の暮らしぶりが判明しましたので、詳細な様子を記録し、報告書にまとめました。
報告書をご覧になったご相談者が「エ? これお母さんじゃないの?」と仰いますので、彼女ご本人である旨を告げました。
40年も前の記憶ですから、無理もないことです。
「昔の彼女の暮らしぶりが知りたい」という男性からのご依頼は大変多いです。
「昔の彼の様子が知りたい」というご依頼が少ないのと対称的です。