名古屋市の40代女性より、所在調査の依頼をお受けしました。
お話を伺いますと「一年前、遠距離恋愛の彼と突然、音信不通になりました。彼の住所と彼が今どうしているのか知りたいです」ということです。
お持ちの情報は「氏名」「生年月日」「住所の都道府県」の3点です。
以上の情報から所在調査を実施したところ、一週間後に住所が判明しましたので、ご報告いたしました。
また、現在彼がどうしているのか? 生活状況が知りたいということでしたので、探偵が山陰地方まで調査に出向きました。
所在調査で判明した住所地を訪ねますと、彼の母親がご在宅でした。
癌を患っているとのこと、痩せ細り、体を動かすのも辛そうなご様子です。
本人の所在を尋ねたところ「ちょっとした口喧嘩が原因で、一年ほど前に出て行ったきり連絡が取れず、どこにいるのかさえ分かりません。家を出る前は、病院にも一緒に付き添いをしてくれたり、私の誕生日には必ずお祝いをしてくれた優しい息子なのです」と伺いました。
ご依頼主様より伺っていた情報から、警察に捕まっていないか尋ねますと「息子が何かしたのですか? 」と動揺してしまい、その他、質問をしても何も知らないものと思われましたので、名刺にご依頼主様の名前を記し、もしも息子さんが自宅に戻られた際には、この名刺を渡して連絡が欲しい旨を伝えていただくようお願いしたところ、快く承諾していただけました。
お母様の話からも推測できますが、やはり一年前、何か突発的な出来事が彼の身に降り掛かったものと思われます。
ご予算の都合もありましたので、彼が警察に捕まっていないか(通常は身内以外は教えてもらえない)ご自身で確認出来る方法をアドバイスし、この所在調査を完了いたしました。