既に数か月が経ちますが、私自身が交通トラブルに遭いました。
私が停車しようと左へ寄ったところに駐車していた車両が後方確認をせず、ウインカーも出さずに右へハンドルを切って急発進してきたものでした。
翌日に話し合いの場を持ちましたが、相手は保険にも入っていない上、修理代を支払う気持ちも一切ないというあまりの態度に腹が立ち、立ち上がって相手に出していたお茶をぶっ掛けました。
それで相手はここぞとばかり、お茶をかけた行為に対して警察へ被害届を出しました。
冷めたお茶でやけどを負う訳もなく、不起訴で終わりました。
元を正せばぶつかってきた相手が悪いのですが、事故は事故、お茶はお茶、この国では頭に来たからといってお茶をかけるような行為はいけないことなのです。
ご相談者から「相手が悪いことをしたのに、なぜ仕返しをしてはいけないの?」と聞かれることがあります。
現在の日本の法律では、それはそれ、これはこれと刑事事件、民事事件で処理されることになってしまうのですね。
日本の法律は随分昔に制定されたままのものが多く、改正もなかなかされない残念なものなのです。